「今から全員人質だ。誰も生きて出られない」運転手がスクールバスに放火するも警察が全員を救出(イタリア) (1/2ページ)
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3月20日、イタリアでバスジャック事件が起きた。
事件に巻き込まれたのはスクールバスに乗っていた中学2年生の51人の生徒と引率の先生3人。犯人はバスの運転手である。
運転手は「今から誰も生きてここからは出られない」と宣言し、用意してあったガソリンの容器をバスにぶちまけ、ライターで火を放った。
Senegalese man sets Italian school bus on fire with 51 children on board (PHOTOS, VIDEO)
・今から全員を人質にとる、誰も生きてここから出られない
この事件は、生徒たちがスポーツの課外活動から戻る途中に発生。
スクールバスの運転手は急に経路を変更し、「今から全員を人質とる」と宣言。携帯電話、スマホを取り上げ、電気コードで生徒の体を縛りあげた。
更に「今から誰も生きてここからは出られない」と告げ、用意してあったガソリンの入った2つの容器をバスにぶちまけ火を放った。
・警察の迅速な動きで人質救出に成功
だがこっそり、生徒の1人が既に親と電話で連絡を取ることができた。
親は直ぐに警察に通報し、警察の素早い動きで、バスが炎に包まれる前に後方の窓から全員の乗客を救い出すことに成功した。
生徒の十数人と、引率の大人2人は、煙を多く吸入したことで病院に搬送されたが、今のところ命に別状はないという。犯人も手にやけどを負い治療を受けた。