祝・引退記念 イチローよりも張本勲の方がもちろん偉大!【その1】 (1/3ページ)

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祝・引退記念 イチローよりも張本勲の方がもちろん偉大!【その1】

(この記事は『実話BUNKAタブー2016年9月号』に掲載したものをウェブ用に再構成したものです。)

最多安打記録を持つ男・張本勲

 2009年4月16日、イチローが日米通算3,086安打目を放ったことを受け、TBS系列『サンデーモーニング』(毎週日曜日の朝、生放送)スポーツコーナーである「週刊御意見番」にて、その男は言い放った。
「イチローの記録は日米通算で言わば参考記録。日本記録は私」
 そう、それは3,085本という日本プロ野球界に燦然と輝く最多安打記録を持つ男、張本勲である。
 彼は続けた。
「アメリカは(投手が)勝負してくれるけど、日本は勝負してくれない。王さんだってアメリカでやっていれば、もっとホームランを打っていた。だから(日本での最多安打記録を持つ)私の方がイチローよりもすごいんですよ」
 張本の生涯打席数は1万1,122打席。そのうち、四球は1,274。対してイチローは1万4,826打席※(※=2018年度シーズン終了時。以下、同様)で四球は1,030。つまり張本のほうがはるかに敬遠される可能性が高い中での、その結果である。
 間違いない。間違いなく張本勲のほうがすごい。
 この雑誌が発売されている頃にイチローは米大リーグ通算3千本安打を達成しているかもしれない。しかし大リーグには他にも3千本安打を達成している者がいる。対して日本プロ野球で3千本安打を達成しているのは張本勲しかいない。
 唯一無二の男、張本勲。
 イチローの本塁打が日米通算235本に対して、張本は504本も打っていることからわかるように、中・長打メインでの安打数。内野安打ばかりのイチローとは格が違う。
 オールスター出場回数を見てもイチローが日米通算17回なのに対して、張本は18回出場している。
 オールスターが似合う男、張本勲。
 ……ん!? 「イチローは連続17回出場だけど、張本は連続じゃない」だって?
 1965年に暴行事件を起こしてなければ19回連続となり、イチローを超えていたことに気付くべきだ。

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