祝・引退記念 イチローよりも張本勲の方がもちろん偉大!【その2】 (3/3ページ)

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そして祖国である韓国のプロ野球リーグ設立にも尽力している。
 イチローがユンケルを飲むなら、朝鮮人参とニンニクで力を付ける、張本勲。
 ちなみに同じ韓国籍である力道山とは懇意な間柄で、日本プロレスの道場で筋力トレーニングしていたのだが、入りたてだったアントニオ猪木やジャイアント馬場よりも張本が一番力が強かったという。
 元々、けんかっ早く、本人曰く「野球選手になってなかったらヤクザになっていただろう」というほどで、それを地でいくようにヤクザ映画に複数出演しており、『仁義なき戦い』の菅原文太に広島弁のセリフを指導したのも張本である。
『古畑任三郎』に出演して喜んでいるイチローとは、俳優という部分でも格が違うのである。
 以上、張本勲がいかに唯一無二の存在であるか、おわかりいただけたであろう。
イチローが「僕はナンバーワンになりたい人。この世界で生きているからには、オンリーワンでいいなんて甘いことを言うヤツが大嫌い」と述べているが、張本はナンバーワンな上にオンリーワンな存在なのである。
 だからこそ、誰に対しても「喝!」と言える。それが張本勲。「あっぱれ!」としか言いようがない。

(了)

※画像/実話BUNKAタブー2016年9月号(部分)

(この記事は『実話BUNKAタブー2016年9月号』に掲載したものをウェブ用に再構成したものです。『実話BUNKAタブー』は各電子書籍販売サイトにて販売中です。)

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