イタリアの古代都市遺跡「ポンペイ」の壁や通りのあちこちに石造りの息子スティックが。いったいなぜ? (1/3ページ)
image credit:Emily Allen/ Flickr
イタリアの古代都市、ポンペイと言えば、79年、ヴェスヴィオ火山噴火で地中に埋もれたことで知られている。
今ではユネスコの世界遺産に登録され、観光客でにぎわう場所だが、壁や通りをよく見てほしい。
そのあちらこちらに、石の息子スティック像が描かれているのだ。
でもいったいなぜ?古代都市の時代から残されたものなのだろうか?
・いたるところに息子スティック
よくよく目をこらしてポンペイの町を歩いていくと、道の上にさりげなく、あるいは壁の装飾として、出入り口の上からぶら下がっていたり、果てはパン焼き釜にまでソレはある。
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・様々な説がある石造り息子スティックの歴史
1つは性産業宣伝説である。
ツアーガイドには、息子スティックは、初期の宣伝手段だと書いてある。