「女優を辞めよう」とまで思いつめた中谷美紀が意気込む新ドラマの世界配信

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「女優を辞めよう」とまで思いつめた中谷美紀が意気込む新ドラマの世界配信

 昨年11月、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のビオラ奏者である、ドイツ人男性と結婚した女優の中谷美紀。その彼女が、2020年初頭にNetflixで配信されるオリジナルドラマシリーズ「Followers」に出演することが明らかになった。

「このドラマは映画『さくらん』や『ヘルタースケルター』で知られる蜷川実花が監督を務めるもので、SNS社会の中で直接的、間接的に影響し合っている女性たちの今を描いた作品。中谷はここで、主人公の人気写真家・奈良ミリを演じます」(スポーツ紙デスク)

 ドラマ放送に先駆けて解禁されたビジュアルでは、中谷、蜷川、そして共演する池田エライザとのスリーショットが映し出され、そこで中谷は金髪ショートボブのヘアスタイルを公開している。中谷がドラマに出演するのは結婚後初めて。そのことについて「仕事と家庭の両立は容易ではないと覚悟していましたが、むしろ帰るべき場所がある事で、限られた時間に集中して脚本を読みこみ、役柄に没頭しやすくなったように思います」と語っている。

「Followers」を配信するNetflixは、全世界で1億3900万人が利用する世界最大級のオンラインストリーミングサービス。ドラマが国内のみならず世界各国で放送されるのは言うまでもないが、実はそこにある“戦略”が秘められている、と事情通は語る。

「中谷は2015年に、25年所属していたスターダストプロモーションを退社して個人事務所を設立。その理由として、日本舞踊や茶道などの伝統文化を海外に伝える活動に関心があり、そうした仕事をしてみたいと話しています。今回のドラマも国内制作とはいえ全世界に配信されるもの。形は違いますが、いよいよ彼女にとっては待ちに待った“海外デビュー”というわけです」(放送作家)

 実は中谷は、以前「女優を辞めよう」と思ったことがあると告白している。2015年に出演した番組「TOKIOカケル」(フジテレビ系)で、「本当に仕事に疲れて自信をなくして。もう女優を辞めよう」と思い立ちインド旅行に旅立ち、そこでインドにすっかりハマってしまい、なんと旅行記まで出版している。

「今回のドラマに挑むあたり『かつてインドを旅行した際、日本の軽自動車に“OSHIN”のステッカーを貼って走る人を見かけました。(中略)国境を越えて多くの方々に愛される作品になることを願っています』と意気込みを語っています」(前出・スポーツ紙デスク)

 果たして中谷の“海外デビュー”は成功なるか!?

(窪田史朗)

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