お彼岸のお墓参りをした後、鎌倉宝戒寺の春彼岸会法要に参加してきた (1/3ページ)

心に残る家族葬

お彼岸のお墓参りをした後、鎌倉宝戒寺の春彼岸会法要に参加してきた

お彼岸の晴れた日に、朝早く市営の墓園に墓参りに出かけた。墓園は台地を開発した37万平方メートルに及ぶ広大な土地で、一体、何万基あるのか、見当もつかないほど数多くのお墓が建てられている。周囲は高い木々に囲まれ、広々として明るく、開放的でとても気持ちが良い。植栽や芝生の手入れも行き届き、魂が安らかに眠るのにふさわしい場所と言える。


■50年前に購入した芝生墓地へお墓参り

普通墓地と芝生墓地は半々で、私は50年前の第1期の募集の時に、欧米映画で見た芝生墓地が、きれいで良いなと思ったことから、芝生墓地に応募して、永代使用権を得ていた。芝生墓地は外柵や墓誌が不要で、建設費用が抑えられるのも選んだ理由の一つである。管理料は芝生の手入れや雑草の除去などが必要なので、芝生墓地の方が少し高い。

普通墓地と芝生墓地はそれぞれ一長一短あるが、個人的には、今の芝生墓地に満足している。墓石が横長で地震による倒壊の危険が少ないだろうし、高さがないので、見通しが良く、簡素ですっきりしている。小高い丘から見下ろす芝生墓地群は整然と隊列を組んで並んでおり、芝生に映えて美しい風景を生み出している。いつの日か、私がこのお墓に入ったら、子供たちや孫たちは来てくれるだろうか。楽しみでもあり、心配でもある。

■墓碑に刻まれた様々な文字や言葉


私が建立したお墓の墓碑銘は伝統的な「〇〇家」に家紋を刻んでいるだけであるが、周りを見渡すと大半が私のお墓と同じである。なかには言葉を刻んでいるお墓もある。複数あったのは「和」、「眠」、「やすらぎ」、「憩」、「偲」、「慈」、「想」、「心」、「こころ」、「愛」、「ありがとう」などで、変わったところでは、「風」の字に海とヨットが刻まれたものもあった。

また、宗教や宗派の言葉を刻んでいるものもかなりあった。

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