【世界の街角】本当は秘密にしておきたいトルコ・イスタンブールの穴場絶景スポット「ジハンギル」 (1/2ページ)

GOTRIP!

【世界の街角】本当は秘密にしておきたいトルコ・イスタンブールの穴場絶景スポット「ジハンギル」

急坂の多いトルコ最大の街、イスタンブール。やたらと坂の多い街で観光するのはなかなか大変ですが、そのぶんいいこともあります。

それは、思いもよらぬ時に素晴らしい景色に出会えること。

イスタンブール最高峰のチャムルジャの丘や、イスタンブールの七つの丘のうちのひとつに建つスレイマニエ・モスクからの景色などは有名ですが、まだまだ隠れた絶景の名所があるのがこの街の魅力なのです。

ボスポラス海峡がヨーロッパとアジアにわかつこの街のヨーロッパ側に、「ジハンギル」という地区があります。スレイマン大帝とヒュッレム妃の間に生まれた息子ジハンギルは、生まれつき病弱で若くしてこの世を去ってしまいました。スレイマン大帝は、そんな我が子のためにこのあたりにモスクを造らせたことから、彼の息子の名がこの地区の呼び名として定着しました。

ジハンギルはカバタシュやトプハーネあたりからタクシム広場の間に位置する、迷路のような坂が続くエリア。おしゃれなカフェやアンティークなお店、こじんまりとしたホステルや小さなスーパー、住宅地が密集し、飾らない庶民の生活を垣間見ることができる地区です。

そんなジハンギルを歩いている途中、ふとボスポラス海峡の方へ目を向けると、そこにはなんとも素晴らしい景色が。

海峡の向こうに見えるのは、世界遺産にも登録されている「イスタンブール歴史地区」。トプカプ宮殿、アヤソフィア博物館、ブルー・モスクが綺麗に並び、そのひとつひとつのシルエットをはっきりと見ることができます。手前に大きく見える新市街のモスクとのコラボレーションも絶妙です。有名な観光スポットからは少し離れているため、喧騒から逃れて静かな時間を過ごすことができます。

「【世界の街角】本当は秘密にしておきたいトルコ・イスタンブールの穴場絶景スポット「ジハンギル」」のページです。デイリーニュースオンラインは、新市街トルコイスタンブールカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧