現実はたった1つの絶対的なものではない?量子レベルでは、人によって別の現実が存在するという結論(英研究) (1/4ページ)

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現実はたった1つの絶対的なものではない?量子レベルでは、人によって別の現実が存在するという結論(英研究)
現実はたった1つの絶対的なものではない?量子レベルでは、人によって別の現実が存在するという結論(英研究)

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 あなたは現実の性質について疑問に思ったことがあるだろうか?

 最新の研究では、現実とはじつはたった1つの絶対的なものではなく、人によって別の現実が存在するという衝撃の結果が確認されてしまった。

 少なくとも量子レベルでは・・・
 『arXiv』に投稿された研究では、2人の人間が同じ光子を目にしながら、それについて異なる結論に達し、それでいてどちらも正しい状況があるという、これまで思考実験でのみ知られていた奇怪な事実が本当だったと述べている。


・ウィグナーの友人のパラドックス

研究論文は冒頭でこう説明してる。

 「2人の観察者は本質的に異なる現実を体験しうるという、ユージン・ウィグナーの有名な思考実験で劇的なまでに浮き彫りにされているように、量子理論では、観察の客観性はそれほど明白なものではない。」

 「ウィグナーの友人」と呼ばれる思考実験は、「シュレーディンガーの猫」のいわば別バージョンだ。

 シュレーディンガーの猫は、アルファ波が発生するとガイガーカウンターがそれを検出し、毒ガスが放出される箱の中に猫を入れるというもの。
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