60日間寝ているだけの簡単なお仕事です?NASAで重力実験の為の求人募集、報酬約200万円、人数は24名 (1/4ページ)

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60日間寝ているだけの簡単なお仕事です?NASAで重力実験の為の求人募集、報酬約200万円、人数は24名
60日間寝ているだけの簡単なお仕事です?NASAで重力実験の為の求人募集、報酬約200万円、人数は24名

image credit:ESA

 宇宙探査は膨大なお金がかかるだけでなく、危険な代物だ。ゆえに火星へ入植しようというのならば、そこでの暮らしが人体に与える影響をきちんと把握しておかなければならない。

 じつは無重力状態に長くいると、血液が足へ向かって流れていかないために、体液が頭部にたまり、足の筋肉が衰えるなど、体には嬉しくないことが起きる。

 そこでNASAと欧州宇宙機関は、無重力が人体に与える影響を把握し、その悪影響を防ぐ方法を編み出すための研究を共同で行うことになった。

 そして、その実験に参加してくれるスタッフを募集しているのだ。

 お仕事の内容は、独ケルンにある航空宇宙センターで、60日間ただ横になること。報酬は16,500ユーロ(約200万円)と素晴らしいホワイトっぷりだ。
・募集人数は24名。2ヶ月間横になり続けるだけの簡単なお仕事です

 募集対象は、24~55歳までの健康な人。ただしドイツ語を話せなければならない。残念ながら、日本人の多くはここで脱落かもだ。

 開始は2019年月からで、勤務期間は89日間。実験自体は60日なのだが、環境に慣れるための5日間と、実験終了後のリハビリ期間として14日間が設けられている。

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image credit:ESA

・横になったままは食事からお風呂まで

 ただし実験期間中は、食事からお風呂まですべてを寝たまま行わねばならない。

 テレビや読書などは認められているのだが、主催者は期間中、オンラインコースで新しいスキルを学習するよう強くオススメしている。
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