葛飾応為、平田玉蘊、楠本いね…江戸時代をパワフルに突き進んだ女性たち! (1/3ページ)
江戸時代の女性というと、職業もあまり選べず、社会で活躍できる人は少数でした。実際に活躍した女性たちは、とってもパワフル!といっても、順風満帆な人生でもなかったようです。
葛飾北斎の娘・葛飾応為(かつしかおうい)あの葛飾北斎の娘の葛飾応為は、浮世絵師としての実力はかなりのものでした。脳卒中で倒れた父・北斎の作品制作を手伝っていたとか。
当時、応為は離縁して実家に戻っていたのです。どうして離縁したのかって?はっきりとした事情はわかりませんが、応為は家事が苦手で、料理もやらなかったそう。
さらに片付けも苦手で、酒とタバコが大好き。この性格というか生活スタイルが、結婚には向かなかったのかもしれませんね…。
でも、商家や武家の娘たちに絵を教えたり、父をいたわったりと、ぶっきらぼうだけど心優しい性格なのです。