エロたまらん!多重人格の美女が4Pしちゃう『殺人鬼を飼う女』 (1/2ページ)

まいじつ

エロたまらん!多重人格の美女が4Pしちゃう『殺人鬼を飼う女』

映画評論家・秋本鉄次のシネマ道『殺人鬼を飼う女』

配給/KADOKAWA 池袋シネマ・ロサほかにて全国公開中
監督/中田秀夫
出演/飛鳥凛、大島正華、松山愛里、中谷仁美、水橋研二ほか

中田秀夫監督は『リング』(98年)や『スマホを落としただけなのに』(18年)などのヒット作が多いので、ホラー映画で知られるが、エロスものでも〝ロマンポルノ・リブート〟による『ホワイトリリー』(17年)などで気を吐いている。実は中田監督、日活ロマンポルノ健在のときに日活に入社したが、3年後の〝ロマンポルノ撤退〟により、ロマンポルノを撮り損ねた過去がある人。それが『ホワイトリリー』で念願かなったわけだが、今回は多重人格美女という設定で、〝ホラーとエロスの合体〟の気色良い世界を生み出した。

ビストロで働く美女キョウコ(飛鳥凛)は、幼いころに受けた父親による性的虐待のため、キョウコを愛するレズビアンの直美(大島正華)、自由奔放でビッチなゆかり(松山愛里)、心は小学生のままというハル(中谷仁美)というさまざまな人格を保有していた…。

多重人格3キャラと男1人による異色〝4P〟

注目なのはヒロインの飛鳥凛も同様だ。前記の『ホワイトリリー』で一目惚れ。あのときと同じ中田監督作という〝黄金コンビ〟再び、だけに速攻で試写に駆け付けた。同じ柳の下に二匹目のドジョウは、しっかり居たね。ホラー映画の定番でもある〝多重人格もの〟なのだが、他の3人も別の女優を使って具現化し、4人でテーブルを囲んで〝協議〟するあたりがビジュアル的にも実に斬新で、変にユーモラスだったりする。このあたりの演出は中田監督の巧みさだ。

肝心のエロスはさらに特上で、大柄な肢体が魅力の飛鳥クンが、完脱ぎ上等でダイナミックなエロスを披露してくれる。『ホワイトリリー』に続いての〝レズ演技〟もすっかり得意技(?)となり、堂々たるもの。レズのお相手・直美役の大島正華との特濃なカラミは〝2匹の牝犬〟のごとし。

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