福祉・介護業界 従事者の悲鳴 美人保育士殺害事件の裏に潜む闇

週刊実話

福祉・介護業界 従事者の悲鳴 美人保育士殺害事件の裏に潜む闇

 「小柄な体で下から見上げるように見る目つきが気持ち悪い」

 3月26日に東京・杉並区で起こった殺人事件の被害者・照井津久美さん(32)は、同じ乳児院で働く松岡佑輔容疑者(32)から何度も交際を申し込まれ、同僚にSOSを発信していた。

 「照井さんは、別の福祉関係の仕事をしている彼氏と、5月の連休後に結婚式を挙げる予定だった。これを知った容疑者が凶行に及んだ」(全国紙社会部記者)

 松岡容疑者は、照井さんの夜勤中に彼女のアパートに侵入。室内で帰宅を待ち、襲ったとされる。

 「被害者の背中の左肩あたりに深さ15センチの刺し傷があった。凶器は自室にあった包丁。首を絞められ、刺されて失血死したものとみられる。犯行時、激しい抵抗を受けたようで、容疑者の首の両側と手首には赤い引っ掻き傷がくっきりと残っていた」(捜査関係者)

 岩手県出身の照井さんは、東北福祉大学でボランティア活動に取り組み、9年前から乳児院で働いていた。

 「美人で情に厚く、責任感の強い女性。主任として職場をまとめてくれていたんですが…」(乳児院関係者)

 一方の松岡容疑者は、神奈川県横須賀市で生まれ、短大の保育科を卒業後、同県内の幼稚園や保育園で保育士として勤務。6年前から乳児院に勤務していた。

 小中学校時代は明るい性格で、剣道に打ち込む真面目な少年だったというが、逮捕時に住んでいたアパートはゴミだらけ。近隣とのトラブルも起こしていた。

 逮捕のきっかけも、犯行後に出勤した容疑者の様子が「明らかにおかしい」という職員からの通報だった。

 「福祉や介護の職場は、過酷な上に低賃金。高い志を持って入ってきた人でも、思い詰めるケースがある。結果的に今回はストーカーになってしまったようだが、もっと根深い問題があるんです」(介護関係者)

 高齢者介護施設での虐待や殺人が後を絶たない。「相模原障害者施設殺傷事件」の例もある。こうした施設の管理側は、職員へのカウンセリングなどを頻繁に行い、いち早く異常を発見できる体制を確立すべきだ。

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