一部購入可能物件も。終末に備えて建てられた驚くべき10の黙示録シェルター (2/6ページ)
・2.ノアの箱舟を作った男(中国)
2012年に世界が滅びるという、マヤ文明の黙示録を懸念したある中国人の男が、生き残るために自分でノアの箱舟を作った。
中国北西部の新疆ウイグル自治区に住むLu Zhenghaiは、16万米ドル(約1600万円)を費やして、全長約20メートル、重量80トンの船を設計から施工まで行った。地球滅亡の日の洪水から、家族を救うために、2010年から作り始めたのだという。船は10トンの木材と60トンの鋼鉄でできているが、資金不足でいまだに完成していない。2012年人類滅亡の危機は無事クリアしたが、彼としては、地球滅亡が起こらないことを願うばかりだ。
・3.世界の終わりを乗り切るための、一戸2億円の豪華シェルターマンション(アメリカ)
カンサス州の廃ミサイル格納庫を利用して作られたこの高級マンションは、プール、映画館、図書館などが完備され、地球最後の日がきても生き延びられる最新設備を備えているという。
建物はカンサスの大草原の大地にしっかりと根深く建てられ、経済崩壊、太陽フレアから、テロリストの襲撃やパンデミックまで、あらゆるものに耐えることができるらしい。
これまで、4人の買い手がトータルで約700万ドル(7億円)を投資している。開発者のラリー・ホールは、冷戦時代の格納庫3棟を改装しているところで、2.7メートルの厚さの壁や、地下53メートルの基礎が、原爆の爆風にも耐えられるようになっているという。