車のサスペンションとは?サスペンションの種類と違い、へたりによる交換やオーバーホールのメンテ費用など総まとめ! (1/5ページ)
「サスペンション」
車にあまり興味の無い方は聞きなれない言葉かもしれません。今回ご紹介するのは車の乗り心地を足元から支える「サスペンション」です。
サスペンションとはどのような部品で、どんな役割を担っているのかなどできるだけ詳しくご紹介します。
また、サスペンションの修理や交換についてもご紹介しますので、社外品のサスペンションの購入を考えているユーザーにも役立つ情報をご紹介します。
■車のサスペンションとは?はずは初めにサスペンションがどのような部品であるかからご紹介します。
サスペンションは英語では「suspension」と表記され、その意味は動詞としての「つるすこと」や何かを懸架する装置を指しています。また、直接的に「車両の懸架装置」としても公用されています。
さて、では車用のサスペンションとは一体どのような構造や仕組みをしているのでしょうか?
基本構造はサスペンションアームとスプリング・ダンパー引用元:WEB CARTOP
実は、車用のサスペンションと呼ばれる部品は複数の部品を組み合わせて使用することでその機能を果たしています。
代表的な構造は、
サスペンションアーム スプリング ダンパーの3つです。それぞれに
「サスペンションアーム」=サスペンションを車に取り付ける為のアーム
「スプリング」=タイヤに伝わる路面の変化を直接的に吸収する
「ダンパー」=スプリングの伸縮を穏やかにすることで、車の挙動を安定させる
このような役割を持っています。
エアサスペンション・油圧サスペンションまた、近年では「エアサスペンション」や「油圧サスペンション」などといった特殊なサスペンションも一般化してきました。
従来のサスペンションはばねの力を利用した構造でしたが、これらの新しいサスペンションは地面からの衝撃をばねの代わりに油圧や空気圧を使って吸収することで、車の安定を図っています。