北斎一門による江戸時代の生業がテーマの作品集結「北斎のなりわい大図鑑」展 (3/3ページ)
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葛飾北斎
江戸時代も輸送に船を使うことはありましたが、人が自ら担いだり、馬など動物を使ったりと機械に頼ることなく運搬が行われていました。
~5章 ものを作る生業~葛飾北斎「冨嶽三十六景 尾州不二見原」(前期)
本章では、桶屋や絵師など、匠の姿をとりあげます。現在では3Dプリンターなども登場し、産業の機械化は加速していますが、北斎の生きた時代にはすべて手作業で物作りが行われていました。また、絵師など今はアーティストとしてとらえられているジャンルの職業も、当時は職人としての位置づけがなされていました。
~6章 生業いろいろ~葛飾北斎「髪結いの武士」(後期)
本章では、医者や紙屑(かみくず)買いなど、これまでの章の分類にとどまらない様々な生業のご紹介や、色々な種類の生業がまとめて描かれている作品の展示をいたします。生業からは、当時の人々の生活の知恵や暮らしぶりを想像することができます。
江戸時代の生業をテーマにした作品たちが集結する「北斎のなりわい大図鑑」は4月23日(火)~6月9日(日)の期間、すみだ北斎美術館で開催されます。
北斎のなりわい大図鑑日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan