史上初の黒人演歌歌手「ジェロ」の現在! オリコン131位で爆死の後に… (1/2ページ)
アイドル、バント、俳優など、芸能界にはジャンルを問わず〝一発屋〟と呼ばれる者が存在する。人気に火がついて一瞬で消えていく彼らだが、実は〝一発屋〟とは無縁のイメージがある演歌界にも数多い。
2008年にシングル『海雪』でデビューした史上初の黒人演歌歌手・ジェロ。彼は現在、全くと言っていいほどお茶の間に姿を現さなくなってしまった。デビュー曲『海雪』は、第50回日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞。同年の『第59回NHK紅白歌合戦』に初出場するなど話題を集めたが、一体なぜメディアに出なくなってしまったのだろうか。
「もともと、演歌は若者に人気な分野ではありません。それが『史上初黒人演歌歌手』という売り出しにより、老若男女に消費される〝メディアの餌〟になってしまいました。過度な露出から飽きられるのも早かった上、古いものを好む演歌ファンからはなかなか受け入れられず。セカンドシングル以降はどんどん売り上げを落とし、16年に発売したシングル『うぬぼれ』は、オリコン最高131位という散々な結果に終わっています」(音楽誌ライター)
演歌歌手から異例の転身!?
人気が落ちていったジェロだが、16年にはボストン大学大学院の通信課程に入学し、情報科学セキュリティーについて学ぶことに。昨年18年に修了すると、同年2月24日にはデビュー10周年記念コンサート『感謝感激』を開催している。
大学院修了を経て歌手活動を再開すると思われたが、同年5月11日に自身の公式サイトで芸能活動休止を表明。