各地で地震頻発…日本を襲うかもしれない「遠方誘発地震」の恐怖とは

まいじつ

(C)think4photop / Shutterstock
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今年の4月からインドネシア、台湾、フィリピンと立て続けに大地震が発生しているが、地震予知の専門家によれば、これは『遠方誘発地震』が原因であり、何と日本で今、最も懸念されている『南海トラフ巨大地震』をも誘発させる可能性が高いという。

「大地震の元凶が『リングオブファイヤー』です。『環太平洋火山帯』とも呼ばれますが、簡単に説明すれば、大地震を引き起こす巨大な大陸プレート同士が衝突している大火山帯のことです」(地学専門家)

この大火山帯はロシアの千島列島から日本列島の近海を通り、南ははるか台湾、フィリピン~インドネシア~ニュージーランドまで続き、地球上で発生する地震の約90%がこの場所で起こっているという。

そして今、多数の地震予知の専門家が〝問題視〟しているのが「遠隔的に影響しあう連動型地震」。つまり遠方誘発地震なのだ。例えば過去の例をいくつか挙げると、

1833年11月25日 インドネシアのスマトラ島南部沖地震 M8.9 1833年12月7日 庄内沖地震(山形県沖)M8.0

わずか12日の差で発生している。また、

1861年2月14日 文久西尾地震(愛知県)M6.0 1861年2月17日 インドネシアのスマトラ島北部沖地震 M8.5

こちらは何と3日の差だ。これらは発生した場所は違うが、国内外で大地震が頻発する現在の状況と酷似してはいないだろうか。

南海トラフ地震の犠牲者は32万人超

そして、このリングオブファイヤー上の地震を起因として、もしも『南海トラフ巨大地震』が誘発された場合、九州から四国、さらには静岡県や神奈川の沿岸に「20メートルを超える大津波」が襲来し、「最悪32万人以上の死者が出る可能性もある」と、内閣府は正式に被害想定している。

だが、不思議なことに、大きな被害が予想される四国の伊方原発は昨年、安倍政権により〝強引に再稼働〟され、現在も動いたままだ。これで本当に大丈夫なのだろうか?

もしかすると内閣府の出した上記の被害想定には「原発が制御不能で大爆発し、急性被爆により死亡した犠牲者」が含まれているのかもしれない…。

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