春のG1「オークス」徹底予想! 馬券の中心はラヴズオンリーユーで決まり!? (1/2ページ)

日刊大衆

春のG1「オークス」徹底予想! 馬券の中心はラヴズオンリーユーで決まり!?

■「タイム&ラップ分析」毎日新聞本紙担当 丹下日出夫

●時計的には通用する態勢万全、ラヴズオンリーユー無敗戴冠

 ラヴズオンリーユーが牝馬GⅠ第2弾のオークスを力でもぎ取る。新馬戦で繰り出した末脚は33秒9、続く白菊賞を1分33秒6という重賞レベルの快記録で連勝したが、14キロ減の452キロに馬体が細化。立て直しに時間を要したものの、忘れな草賞で復活した。

 同レースではオークス出走への賞金を積み上げるために、なんとしても勝ち星を挙げる必要あった。馬体重は456キロまで戻し、上がり3Fがレースラップ11秒5-11秒5-12秒0( 5秒0)に対し、同馬のそれは34秒6。直線坂上ではもう勝負がついており、最後は流し気味、後続を3馬身と突き離す楽勝だった。

 5月早々、CWで長めの7Fで97秒6という2400メートルを念頭に置いたハードな追い切りを消化し、懸案だった体質強化を図った。

 対抗はコントラチェック。心身ともに敏感すぎる面があったが、フラワーCはパドックの歩きはゆったりでもスタートダッシュは抜群。スピード装置が他馬とは違いすぎ、自分のリズムで走ると自然とハナを切る形になってしまい、1000メートル通過が1分0秒5という流れも、この馬にとっては散歩でもしているかのようだ。

 直線入り口でフォームを正し、上がり3Fが11秒8-11秒2-11秒9、2馬身半差をつけてフィニッシュ。瞬発力と同時に持久力も示した。勝ち時計1分47秒4は、中山で行われたフラワーCでは文句なしの歴代NO.1。距離が延びて逃げ切りも十分に考えられる。

 3番手はクロノジェネシス。桜花賞は4番枠、道中、馬群に包まれ進路を探すのに苦労したが、上がりは第2位。東京1800メートルのアイビーSを上がり3Fが32秒5で突き抜けた実績があり、直線の長い東京ならレース運びも伸びやかだ。

 今年のフローラS組の上位馬、シャドウディーヴァやウィクトーリア、フェアリーポルカも上位争い必至。連穴は直線勝負に徹するシェーングランツのひと差し。

「春のG1「オークス」徹底予想! 馬券の中心はラヴズオンリーユーで決まり!?」のページです。デイリーニュースオンラインは、G1レースエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る