阪神・大山選手に届け! 男子小学生作『春の大山』ポエムが大拡散、その才能にエッセイストらも嫉妬 (1/2ページ)

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阪神・大山選手に届け! 男子小学生作『春の大山』ポエムが大拡散、その才能にエッセイストらも嫉妬

 ツイッターに投稿された、ある小学生が書いた野球にまつわる詩が話題を呼んでいる。

 「春の大山」と題されたその詩は、ツイート投稿者の息子が執筆したもので、授業参観に張り出されて周りの保護者からも注目を浴びていたとのこと。教室内に張り出された作品を撮った写真が投稿されると、じわじわと反響が広がっていき、「いいね」の数は2万2千を超えた(14日20時現在)。「春」を題材とした詩を書くために他の生徒が「花」など季節のものをテーマとする中、阪神タイガースの大山悠輔選手をテーマに書いたため、学校内だけでなく、インターネット上でも話題を呼ぶこととなった。

 大山選手の背番号「3」のユニフォームや、桜の花びらのイラストが描かれる上に綴られている詩は、

「あったかいし6時だ。
サンテレビを見よう。
西のピッチングに近本のヒット。
でもこれがいちばん、春の大山。
ホームランに、ヒット、たまにダブルプレイ。
まあまだ春だから。
春の大山
打つんだ。」

 と、リズミカルに独自の単語構成で続いていく。エッセイストの能町みね子氏は自身のツイッター上で「冒頭2行とラスト2行が完璧。見習いたい」とその文才を絶賛した。

 ネット上からも「後半の『でも今日はだめ、大山。ダブルプレーにキャッチャーフライたまに相手のエラー。でもだいじょうぶ春だ。春の大山。打つんだ。』という部分で、子どもが大山の凡退にがっくりしながらも、これからに期待している情景が浮かんでくる」「『でもだいじょうぶ春だ』の部分になんか勇気づけられた」「『春の大山』というのが、もはや季語みたいになっていてエモい」など、称賛する声が挙がっていた。

 また、「構成とリズムが素晴らしい。すぐに曲がつけられそうなくらい」「矢野顕子さんに歌ってほしい」など、文章のリズム感に注目する人もおり、「率直な文章が素晴らしい」と、子どもならではの感性に心を奪われるネットユーザーも。中には「野球観ないし大山選手も知らないけど、注目してみたくなった」と、この詩がきっかけで野球に興味を持つ人もいた。

 さらに、阪神公認の栄養ドリンク「エナジータイガースV」(金陽製薬株式会社)の公式ツイッターアカウントが、この詩に反応。

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