丸山穂高衆院議員の「暴言トラブル」がなぜか長谷川豊への逆風に!?

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丸山穂高衆院議員の「暴言トラブル」がなぜか長谷川豊への逆風に!?

 日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員の迷走が止まらない。丸山氏は5月11日、酒に酔った状態で「北方領土は戦争しないと取り戻せない」といった趣旨を発言。この暴言が各方面から問題視され、党から除名処分を受けることとなった。

 その後、野党側は辞職勧告決議も検討し始めたが、当の丸山氏は強く反発。ツイッターで〈憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案〉と主張し、他の議員の不祥事について問題にする姿勢まで打ち出している有様だ。

「そんな丸山氏の態度を巡っては、野党の支援者から『日本維新の会と丸山議員の出来レース』といったうがった見方まで聞こえてくる始末。今年7月に行われる参議院選挙を前に、別の立候補予定者にも悪影響を及ぼすとの声もあるようです」(週刊誌記者)

 その悪影響を受ける一人には、比例区の候補として1月に同党から公認された元フジテレビアナウンサーでフリーアナの長谷川豊もいるという。その長谷川は当初、丸山氏の発言を隠し録りしていたとしてテレビ朝日を批判していたものの、実際には丸山氏が酔った状態で暴走していたことがわかると、〈こんなの誰もフォロー出来ないよ…〉と態度を豹変。松井一郎代表による〈党代表として心よりお詫び申し上げます〉とのツイートもRT。これなら長谷川に逆風が吹くこともなさそうだが、コトはそう簡単にはいかないというのだ。

「これまで“人工透析患者は死ね”発言などで批判を浴びてきた長谷川ですが、この3月にも別の件で炎上したばかり。それはYouTubeの公式チャンネルで法律違反の薬物に関して《用法容量を守っていたら中毒はほぼ出ません》と、医学的にも法的にも看過できない主張を繰り広げたからです。この発言については実話ナックルズ元編集長の久田将義氏が厳しく批判し、長谷川も負けじと言い返して大口論に。しかし長谷川の擁護派はほとんど現れず、最終的には長谷川が動画から当該発言の箇所を切り取ることで、白旗をあげたも同然の結果となりました。ただ、長谷川はみずからの発言を撤回していないため、選挙戦になればやり玉にあげられるのは確実。ただでさえ丸山氏の一件で日本維新の会の候補者には厳しい目が向けられる状況で、長谷川は丸山氏への擁護的な発言を“撤回”したりしているうちに、自身の最近の問題発言に関しても、無用な注目を集める形となってしまったのです」(前出・週刊誌記者)

 今のところ長谷川は、守るべき用法容量とやらについて何ら具体的な説明を行っていない。それについてどんな弁明をするのか、有権者に対しての説明責任があるのではないだろうか。

(金田麻有)

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