スピード違反の点数と反則金は高速道路と一般道でどう違う?一発免停(赤切符)となる超過速度と罰金はいくら? (1/5ページ)
近年、様々な法律が改正され厳罰化が進んでいます。
その中でも特に厳罰化の一途をたどっているのが「道路交通法」です。飲酒運転や最近話題のあおり運転など昔では考えられないほどに厳しい罰則が次々に定められています。
自動車を運転する上で、安全運転は何よりも優先されるべき点です。しかし、ふとした気のゆるみで交通違反を犯してしまうことあります。
今回は、そんな道路交通法違反のなかでも検挙率の高い「スピード違反」について、現在の法律や罰則など詳しくご説明していきたいとおもいます。
■道路交通法上のスピード違反とは?ここでは道路交通法上でのスピード違反の定義についてご説明します。難しい法律用語もでてきますが、できるだけわかりやすくご紹介しますので、最後までお付き合いください
最高速度と法定速度まず初めにスピード違反の根拠となる二つの速度についてです。道路交通法では次の二つの速度を別々のものとして定義しています。
「最高速度」
道路や走行する車の種類によって個別に定められた速度です。字の如く、その道路で規定の規格の車が出してもよい最高速度を示しています。
例えば、ある国道のでは「普通車は60Km/h」「大型車は50Km/h」「軽自動車は40Km/h」といった感じに、細かく規定されることがあります。もちろんバイクも法律上は車ですので、最高速度の対象となります。
道路状況や車の規格によってその速度は異なりますので、自分の運転する車がどの規格に該当するのかしっかりと把握しておく必要があります。
「法定速度」
こちらは、最高速度の規定のない道路において適応される速度で一般道では特別な場合を除いては次のようにきていされています。
普通車 60Km/h 原付バイク 30Km/hこの他にも条件によっては細かな規定はありますが、法定速度=60Km/hと覚えておけばOKです。