広瀬すず『なつぞら』絶好調の裏にある「2人のバーター女優」の名前 (2/2ページ)

日刊大衆

「その一人が北乃きい(28)だと言われています」と、前出の芸能記者は語る。北乃は十勝編で、森に住む民芸品彫刻家の阿川弥市郎(中原丈雄/67)の娘、砂良を演じた。

「デビュー当初は、主役を張っていた北乃ですが『ZIP!』(日本テレビ系)の総合司会を卒業した2016年頃は、女優としての仕事のオファーは少なく、当たり役もなく、賞味期限切れ女優のイメージでした。広瀬と同じ事務所に所属しているために、今回はゴリ押しでキャストに押し込まれたといわれています」(前出の芸能プロ関係者)

 もう一人、広瀬の“バーター”といわれているのが、東京編に出演する伊原六花(19)だ。

 伊原は、荻野目洋子(50)の『ダンシング・ヒーロー』を踊た“バブリーダンス”で話題になった大阪府立登美ヶ丘高校ダンス部の元キャプテン。18年3月に卒業後、今の事務所に入って芸能活動をスタートさせた。

「彼女が『なつぞら』で演じるのは、なつと同じ東洋動画に入社する森田桃代という役で、なつの親友となる重要な役柄です。伊原はすでに、土屋太鳳(24)が主演した18年放送のドラマ『チア☆ダン』(TBS系)でデビューを果たしています。演技力にも定評があるので、事務所のゴリ押しとまでは言えませんが、大抜擢であることは間違いありません。やはり“交渉”があったと聞いてますよ」(前同)

 ただ、すでに出演した北乃きいには高評価の声が上がっていた。

「ネットでも、“北乃きい、いい女優さんだな”“きいちゃんヒロイン感が強い”と絶賛する声が出ていました。これから登場する伊原も初々しい魅力を思いっきり表現してほしいですね」(同)

 芸能界には大人の事情もあるのかもしれないが、今後も、北乃にも伊原にも演技で存在感を見せつけてほしい。

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