巨人・原辰徳監督「やりたい放題」独裁体制の崩壊 (1/2ページ)

日刊大衆

画像はイメージです
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 4月は16勝10敗と、首位を独走した巨人。しかし5月に入ると失速し、終わってみれば9勝13敗1分。3位にまで転落した。

「今の巨人は、成績以上に内容が悪い。優勝が求められている中、これはかなり危険な状況と言えます」(スポーツ紙デスク)

 オフに数十億円ともいわれる大型補強を敢行しながらの苦戦ぶりに、巨人周辺の空気は一変している。

「3連覇の立役者だった丸を巨人に獲られても、ほぼ補強をしなかった広島が首位に立っているんですから皮肉なもの。原辰徳監督への風当たりは当然、強くなっています」(前同)

 今季、チームの立て直しを託され、3度目の指揮を執ることになった原監督。「5年連続V逸」という球団ワースト記録を避けるべく、過去に例を見ない特別待遇で迎えられた。

「球団は原監督に、スタッフから選手まで、チーム編成のすべてを任せた。巨人初の“全権監督”の誕生でした」(元番記者)

 ただ、その一方、全権監督誕生の裏には、“犠牲”となった人物もいた。

「原監督の起用が決まると、鹿取GMと、イースタンを優勝に導いた川相2軍監督が突然辞任。2人とも、以前から原監督との確執が噂されていた人物で、事実上の“追放”だったと、もっぱらです」(前同)

 さらに、原監督の行ったチーム編成にも、一部からは疑問の声が上がっていた。「コーチ陣にはヘッド格を置かず、新人と“原派”の人材がズラリ。鹿取、川相両氏の一件もあり、周囲を自分の思い通りになるスタッフで固めた“独裁政権”だという声もあった」(同)

 全権監督の地位をフルに生かし、思うがままチーム改革に手腕を振るってきた原監督。好調の4月には、采配への称賛も多く寄せられていたが……。

「5月に入って勝てなくなると、ネット裏では、原監督批判の声が一気に噴き出してきた。くすぶっていた“原独裁体制”への疑問が、改めて表面化した形です。

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