気になりつつスルーしてた…冷奴の「奴」ってどういう意味?冷奴の呼び方の由来について紹介 (1/3ページ)

Japaaan

気になりつつスルーしてた…冷奴の「奴」ってどういう意味?冷奴の呼び方の由来について紹介

どうして「冷奴」って呼ぶようになったのかご存知ですか?

ビールがおいしい季節になりました。そのビールのおつまみの代表的なものとえば、枝豆と冷奴です。特に冷奴、冷たい豆腐の上にネギやショウガやカツオ節をのせて、醤油をかけていただく冷奴は、ビールだけでなく、ご飯も進みます。

豆腐

豆腐

でもいつもいただく度に思うことがあります。どうして「冷奴」という名前がついたのか、ということです。

そこで今回は、この冷奴を取り上げて、その名前の由来や歴史などを紹介したいと思います。

冷奴という名前の由来って? 奴さん

奴さん

もともと「奴」という漢字は、古代では「奴婢(ぬひ)」(律令制度の賤民のことで、男子を「奴」と呼び女子を「婢」と呼んでいた)や「奴隷(どれい)」などに使われていたように、身分の卑しい者を表すものでした。現代でも、「奴(やつ)がやってきたぞ」みたいに第三者のことを指して言われますが、あまりいい意味で使われているとは言えませんよね。

この「奴(やっこ)」の語源は、奴婢の男子のことを指していた「家つ子」にあります。それがどうして、豆腐に使われるようになったのでしょう。豆腐が安くて手に入り易い庶民の食材だったからでしょうか? いえいえ決してそうではないのです。

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