入江の闇営業:ロマン優光連載137 (1/5ページ)

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入江の闇営業:ロマン優光連載137

ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第137回 入江の闇営業

 最近忙しくて家にいる時間が少なかったためにたまっていた『鬼滅の刃』のアニメをまとめて見ていたところ、編集氏から「今回は闇営業しかないっすよ!」というメールが。なんで闇営業しかないのかわからないのですが、編集氏が言うのだから仕方がない。今回は、カラテカの入江慎也さんが過去に行った振り込め詐欺グループ相手の闇営業が問題とされて吉本興業との関係が解消された件について考えなければなりません。
 闇営業というと、いかにも凶悪なことをやっているようなイメージがありますが、ようは芸能人が事務所に無断で受ける仕事のことで、前はショクナイ(内職)って呼ばれてたやつのことですよね。私はショクナイという言葉をビートたけしさんが言ってたのを聞いて覚えました。 媒体で芸人さんの口から大っぴらに語られていたことから考えて、言語道断な事柄というよりは、事務所側にもバレない程度にこっそりと迷惑をかけないようにやれば目をつぶるぐらいの暗黙の了解の範疇にあったできごとだったような気がします。
 同じ内容なのに闇営業とショクナイではイメージが全然違いますよね。いや、本来は闇営業という言い方もふざけて大袈裟に言ってるだけでギャグみたいなもんだったと思うのですが、入江さんの件でこの言葉を知った人にとっては、本来の意味を離れて反社会勢力相手の営業みたいなイメージがついてしまったんではないでしょうか。
 入江さんの件ではいろいろな疑問の声があがっています。その中には、入江さんの斡旋で参加した雨上がり決死隊の宮迫博之さんをはじめとする他の芸人さんがギャラを貰っていないと主張していることに対する疑問もあります。確かに、長谷川豊さんの「私はそんなことはいっていません」ぐらい信用度にかけていますね。プロの芸人さん、地上波に出てるクラスの有名芸人がノーギャラで縁もゆかりもない人のパーティーで余興をしたりするものなのでしょうか? すごく不思議です。ギャラという形ではなく、別の名目で何かもらったり、女の子でも紹介してもらってたりするのでしょうか? それとも、ただで仕事をするぐらい入江さんに頭があがらないようなことでもあるのでしょうか? 謎です。

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