NASA国際宇宙ステーションのライブカメラに映り込んだ「なんじゃこりゃ!?」

まいじつ

(C)Roman Samborskyi / Shutterstock
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6月10日、NASA(アメリカ航空宇宙局)の国際宇宙ステーションのライブカメラに、非常に奇妙な物体が映り込んでいることが分かった。

UFO研究家のスコット・C・ワーリング氏は「これらは藻類のプランクトンに似ています。動物プランクトンではなく、植物プランクトンと思われるので、動きがとても遅いです。これらは光合成を行って生きているんじゃないでしょうか。宇宙ステーションのガラスやソーラーパネルは太陽光を反射するので、その近くにいて、ぐんぐん成長しているのかもしれません」と推測する。

宇宙空間にプランクトンなんているわけない、と笑い飛ばすわけにはいかない。2014年、国際宇宙ステーションの表面で、ロシアの宇宙飛行士が採取した標本から微生物を発見したと発表し、世界に衝撃を与えたことがあった。

「この14年のロシアの発表には驚きました。宇宙ステーションの窓の外側のところで採取したサンプルに、プランクトンがいたというのです。宇宙空間にプランクトンが漂っていて、それがソーラーパネルにくっついて成長したという説が出ました。それともう1つは、地球由来のプランクトン説です。国際宇宙ステーションは惑星表面から400キロ前後の高度の熱圏の軌道を回っているのです。極度に薄いながらも空気があるので、地球から吹き上げられたプランクトンがその過酷な状況で生きていたのではないかというものです」(サイエンス誌記者)

宇宙空間にも食物連鎖はある?

いずれにせよ、強力な宇宙線(宇宙を飛び交う高エネルギーの放射線)、真空、絶対零度(マイナス270.42度)に近い超低温という極限状況で生きていけるプランクトンが存在するとは、信じられない。

「パンスペルミア説という、地球の生命の起源は宇宙の微生物由来だという説があります。地球に落ちた隕石にくっついていた微生物が進化して、地球の生命になったというものです。別々の天体由来の隕石が落ちてきたため、地球という同じ惑星なのに、外骨格と内骨格という正反対の生物が存在しているのではないかとされています」(同・記者)

前出のワーリング氏は「プランクトンが宇宙に住むことができるならば、それらをエサにする〝宇宙クジラ〟がいるかもしれませんね」と指摘している。

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