長嶋茂雄、王貞治…大谷翔平へ託した“先人たちの夢” (1/4ページ)

日刊大衆

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 メジャー2年目のシーズンを迎えたエンゼルス・大谷翔平(24)。6月13日(現地時間)のレイズ戦では、日本人初となるサイクル安打を達成するなど、快進撃が止まらない。

「昨年10月に米ロサンゼルス市内の病院で、痛めた右肘内側のトミー・ジョン手術(靭帯再建手術)を受けたため、1年間は投手としてのプレーはできません。 打者としてなら数か月のリハビリで復帰可能だったため、今季は5月から“打者・大谷”として活躍しているわけです。もし、彼が投手だったら、今シーズンは棒に振っていましたね」(スポーツ紙現地特派記者)

 大谷の専売特許が投打の“二刀流”だからこそ、今季もフル稼働できるわけだ。

「エンゼルスでは、クリーンアップを任され、3番DHで出場することが多いですね。チャンスに強く、長打も打てる大谷は、現地でも大人気ですよ」(前同)

 36試合に出場した6月19日の時点で、打率・277、9本塁打、30打点の成績。このまま調子が上がっていけば、「3割、30本も十分可能」(同)というからすさまじい。大リーグ評論家の福島良一氏が解説する。

「日本人初となるサイクル安打を記録したのを機に、現地メディアでは絶賛の嵐です。“世界一の二刀流選手”とか、“史上最高の日本人選手”と評したメディアもありますね」

 メジャーの元選手からも、称賛の声が上がっているという。

「エンゼルスOBで解説者のブライアン・アンダーソンは、“投手としても素晴らしいが、爆発的なバッティング力を持っている。ベーブ・ルースもなしえなかったサイクルヒットを打つなど、ベーブ・ルースを超えた存在になっている”と高く評価しています。

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