「ちはやふる」人気すごすぎ? 競技かるた連盟が抱える「切実な悩み」とは

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ちはやふる1巻の表紙(講談社)
ちはやふる1巻の表紙(講談社)

[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2019年6月20日の放送では、「かるたの聖地」として知られる滋賀の近江神宮を紹介していました。


ちはやふる1巻の表紙(講談社)

滋賀県大津市にある近江神社は、百人一首の一首目に選ばれた天智天皇を祀る神社であることから、「かるたの聖地」と呼ばれています。敷地内の近江勧学館はたたみ100畳の広さを誇り、毎年かるた甲子園の会場となっています。

かるた甲子園開催危機!?

近年、競技かるたを題材にした漫画「ちはやふる」(著・末次由紀)の影響で人気が高まり、かるた甲子園への参加者はここ10年で4倍以上に急増しているといいます。

ところが日本高等学校かるた連盟の増田勝治会長は、人気が上がったがゆえに、甲子園の運営費はギリギリになっていると言います。

競技かるたは激しくかるたを取るため床ではできず、また屋外の雑音を遮断するようなある程度の広さの空間と畳・空調が必要となり、ホテルを利用すると管理費や畳のリース代などがかかるからです。つまり、競技かるたに適した会場を確保するために、運営費がかさんでしまうというのです。

それでも主催団体・スポンサーなどの協力によって、7月20・21日に開催が決定しました。とはいえ、かるた甲子園では、今年の大会運営のための協賛金を募集しています。

(ライター:hisa)

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