天才テリー伊藤対談「由美かおる」(4)由美さんは王道のスターなんですよ

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天才テリー伊藤対談「由美かおる」(4)由美さんは王道のスターなんですよ

テリー 3月には、なんと37年ぶりのオリジナルアルバム「Jewel Box」が発売されましたね。僕も聴かせていただきましたけれど、声が全然変わらないですね。驚きましたよ。

由美 え、本当に? うれしい~。

テリー どうしてまた、このタイミングで作ろうと思ったんですか。

由美 私は歌って踊ってでデビューしましたし、これまで何十枚もレコードを出してきましたので「自分は歌手だ」という意識があるんです。でも、ずっとお芝居や司会、西野流呼吸法の講演など、歌以外のお仕事をいただいていたせいもあって、歌のお仕事から少し遠ざかっていたところがありまして。

テリー ああ、由美さんとしては、そこまでの思いがあったんですね。

由美 はい。で、お仕事でパリに行った時に、街角ですてきな女性がアコーディオンを弾いていたんです。それを見て「わぁ、すごくいい音色だな」って感動しながら、自分が小学校の時に少しアコーディオンを習ったことを思い出したんです。そこからもう一度弾きたくなって、帰国してから練習を始めたんです。「そのうち、CDを出せたらいいな」なんて考えながら。

テリー それで今回、由美さんがアコーディオンを弾いている曲が入っているんですね。

由美 そうなんです。最初はアコーディオンの弾き語りをやればいいかな、と思っていたんですが、スタッフから「どうせなら新曲を作りましょう!」という話が出て、新曲4曲、セルフカバーが2曲という構成になりました。

テリー 僕としては名曲「いたずらっぽい目」のカバーがうれしかったです。今回は歌い方もつやっぽくて、大人の雰囲気が存分に感じられましたよ。

由美 よかった。こういう雰囲気の曲調だと、若い頃にはちょっと歌えなかったでしょうね。実際、今回のボーカル録りも「もっとうまく歌えるんじゃないか」って何度も何度も録り直して、完成までに6カ月かかりました。

テリー 時間をかけただけのことはありますね。近々この歌が生で聴けるライブやディナーショーみたいなものは予定されているんですか。

由美 はい、今準備をしているところです。

テリー それは楽しみだなァ。しかし、今日お会いしてあらためて思ったんですけど、やっぱり由美さんは王道のスターですよ。なんていうのかな、スターのオーラをここまで感じさせてくれる方って、今はそうそういませんからね。

由美 そうですか? 私自身は、ただいつもワクワク生き生き、みずみずしい存在でいたい、「生涯青春」でありたいと思っているだけなんです。芸能界にはいますが、皆さんと同じ一人の女性だと思っています。

テリー ウソですよ、だって由美さん、コンビニなんか行かないでしょう。

由美 行きますよ。ATMを利用したり、ヨーグルトを買ったり。

テリー じゃあドン・キホーテは? あと健康ランドはどうですか?

由美 あの、なんかゴチャゴチャして人気のあるところ? 前を通ったことはあります。健康ランドって何?

テリー アハハハ、さすがは由美さん。番組のロケなんかでいろんなところへ連れて行ってあげたいな。どんなリアクションをするか楽しみだなァ(笑)。

◆テリーからひと言

 プロポーションだけじゃなく、デビュー時から意識や純真さが変わってないのが、本当にすばらしい。企画を考えるので、一緒にディズニーランドやドン・キホーテに行きましょう。

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