正夢とは? 5つの特徴と予知夢との違い (1/4ページ)
夢に見たことが現実になる「正夢」。誰しも一度や二度は、この単語を耳にしたことがあるはずです。
でも、具体的に正夢とはどんなもの? また、よい夢を正夢にする方法はあるのでしょうか。今回は「正夢」のあれこれについて、くわしく紹介します。
■そもそも正夢とは?
辞書によれば、正夢とは「夢で見たとおりのことが起こると考えられる夢。また、実際に起こった夢」のこと。つまり夢の内容が現実になる、そんな夢のことを正夢と呼びます。
◇正夢は「潜在意識」が関係する
そもそも私たちは顕在意識、つまり表に出てくる意識を使って生活していますが、顕在意識の下には、無意識とも呼ばれる潜在意識が何倍、何十倍もの領域で潜んでいます。
例えとしてよく使われるのが、氷山。
海面から顔を出しているのは、氷山のほんの一角でしかありません。海中には非常に大きな氷の塊があり、その一部が海面にはみ出していて、私たちはそれを氷山と呼んでいるわけです。
顕在意識と潜在意識もまったくそれと同じ仕組みで、表に出ている顕在意識は氷山の一角でしかなく、その下には見えていない大きな潜在意識があるということ。
正夢は、その潜在意識がキャッチした何かの情報を、夢の中で知らせてくれているものであり、それが現実化したものとされています。
◇正夢にしたいなら人に話してはいけない?
よく、見た夢を「正夢にしたいのならば人に話すな」といわれることがあります。
人に話すとその夢は実現しない、あるいは「逆夢」になってしまうということなのですが、本当にそうなのでしょうか? 特によい夢ならばウキウキと人に話したくなるのが人間の常。
たしかに占いの分野では、人に話すと正夢は実現しにくい、とされています。
というのも前述したとおり、私たちの夢は潜在意識からの働きかけによって見るもの。反対に、顕在意識から潜在意識に働きかければ、潜在意識のありようも変わってきます。