「ムササビ横断注意」看板が妙にシュール 設置の狙いは?地元団体に聞いた (1/2ページ)
山間部の道路で見かける「動物注意」の標識。
シカやサル、タヌキなどが描かれるのが一般的だが、長野県軽井沢町には一風変わった動物が描かれた標識がある。
この標識すごく好き pic.twitter.com/ThBvgu8xLs
- ひらち (@hiratira) 2019年7月7日
こちらは、ツイッターユーザーのひらち(@hiratira)さんの投稿。軽井沢星野エリアで目撃したこの標識には、飛んでいるムササビのイラストに、
「ムササビ横断注意(夜間)」
との文言が添えられている。
イラストがどこかユルいタッチということもあって、ネット上では「可愛い」「平和っ」「絵のタッチがたまらないです」などの声が上がり、注目を集めている。
話題の標識を設置したのは軽井沢を拠点に野性動植物の調査や自然観察ツアーの主催などを行っている地元企業「ピッキオ」。Jタウンネットは2019年7月10日、標識設置の経緯をピッキオに聞いた。
森にはいろんな動物がいることを知ってほしいひらち(@hiratira)さんのツイートより
画像提供:ピッキオ
「ムササビは夜行性で、見たことがない人がたくさんいる動物なんですよ。そういう動物が森で生きているんだということを知ってもらいたいんです」
そう語るのはピッキオでエコツアーガイドを務める柳原千穂さん。