錦戸亮だけじゃない!「東京五輪まで待てない」即退所濃厚ジャニーズ
7月9日午後4時47分、ジャニーズ事務所の代表取締役社長、ジャニー喜多川氏(本名:ジョン・ヒロム・キタガワ/享年87)が亡くなった。
ジャニー氏のカリスマ性に引かれてジャニーズ入りしたタレントや、ジャニー氏に才能を見出されてデビューしたタレントも数多い。そのため、ジャニー氏が倒れる以前、事務所退所がささやかれたタレントも少なくなかった。
しかし、ジャニーズ事務所に近い芸能プロ関係者によると、
「2020年の東京五輪が終わるまでは、そういった動きは消えるでしょう。ジャニーさんがこれまで手塩にかけて育てきたタレントたちを、五輪の舞台で活躍させるのが彼の長年の“夢”だったんです。その東京五輪が終わるまでは、ジャニーさんを尊敬して止まないジャニーズタレントたちは、ジャニーさんを悲しませるようなネガティブなことはしないと思われます。
ただ……何名かのタレントは五輪を待たずに事務所を退所するのが濃厚のようです」
3月7日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、錦戸の脱退説を報じて以降、さまざまな臆測がメディアで飛び交っている。その脱退のタイミングには2つ候補があり、1つ目が、5大ドームツアー終了後の9月。もう1つが、錦戸の契約更新月と言われる11月だとささやかれてきた。
錦戸は、11日、ジャニー氏の逝去を受けて「教わったことを思い出すのが困難なくらい、今自分の中で当たり前の事として根付いています。感謝の言葉しかありません。ゆっくり休める事を祈っております」とジャニー氏へ、感謝と追悼のコメントを述べていることもあり、2020年までは脱退を見送るのではないかとも言われているが、
「錦戸の脱退の意志は固いようですよ。もちろん、ジャニーさんには感謝しているでしょうし、とてつもない恩義を感じているでしょう。しかし、それとこれは別、ということのようです。
現在は、錦戸からの意思表示を受け、むしろジャニーズ事務所サイドが、他のメンバーへの悪影響も考え、早くこの問題に決着をつけたいという思いだと聞いています。つまり、錦戸に早く関ジャニから脱退をしてほしいということですね。両者の思いは一致しているともいえる。だから、関ジャニからの脱退はもう時間の問題で、脱退となると、やはり同時期、もしくは時間をさほど置かず、退所ということになるのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)
■キンキ剛も早々に退所を選択…?
さらに、Kinki Kidsの2人も東京五輪前にジャニーズ事務所を退所する意向だと聞こえてくる。
堂本剛(40)はジャニー氏の逝去にあたって、以下の追悼コメントを出している。
「ジャニーさんへ この世の中にある すべての言葉と想いで綴っても 僕の胸の中は伝えることが出来ないよ。(中略)これからは 住む世界が変わってしまうけれど あなたが想えば…僕が想えば… いつだって繋がれるよ。(中略)あなたを愛しているという 変わらない毎日を大切に生きていくよ 愛しているよ ありがとう 宇宙一大好きだよ」
「コメントからもうかがえるように、剛はジャニーさんを深く慕っていて、ジャニーさんも剛を誰より可愛がっていました。剛は、ジャニーさんがいるからこそジャニーズ事務所に留まっていたタレントの筆頭だと言っても過言ではない。
6月18日にジャニーさんが病院に搬送された際に、関係者に対して“ジャニーさんが退くなら事務所を退所する”と話していたといいます。また、堂本光一(40)も今回は、“剛の意志を尊重する”“剛に従う”と言っているそうで、来年の東京五輪など待たず、Kinki Kidsは事務所を去っていくことになりそうです」(別の芸能プロ関係者)
そんなKinki Kidsを引き留めているとささやかれるのが、元SMAPの中居正広(46)だというから驚きだ。中居にはSMAP解散以降、常に退所の噂がつきまとっていた。
「6月27日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、ジャニーさんが病院に搬送された際、滝沢秀明(37)と中居が真っ先にかけつけ、18日当日は面会謝絶だったにもかかわらず、中居は徹夜で病院にとどまったと報じています。
それだけジャニーさんへの愛が深い中居。ジャニーズ事務所についても中居を頼ってくれる滝沢とともに、ジャニーさん抜きで新体制を築き上げようと燃えているのではないでしょうか。自分たちと同じようにジャニーさん愛の深い剛も、きっと今後のジャニーズに必要な存在だと、中居は考えているのかもしれませんね」(前出の芸能プロ関係者)
■冷遇セクゾのあの人も……
そして、錦戸とともに以前から退所が濃厚だとささやかれているのがSexy Zone(セクゾ)、特にメンバーのマリウス葉(19)だ。
セクゾに関しては6月4日、『文春オンライン』に、“ポスト嵐”となるKing&Prince(キンプリ)を売り込みたいジャニーズ事務所が、セクゾに来たオファーも「キンプリを使ってくれ」とゴリ押ししており、セクゾが冷遇されていると報じられている。
「現在はセクゾメンバーそろっての仕事も減っていて、メンバーからも不満が噴出しているといいます。『文春オンライン』の報道によると、特に、マリウスが、“アイドルをやっている自分は本当の自分ではない”と、悩んでいると伝えています。昨年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)でセクゾはメインパーソナリティを務めましたが、番組終了後にマリウスが、“ジャニーズを辞めたい”と、泣きながら関係者に訴えたといいます。
彼はドイツ人の父親を持ち、ドイツ語、英語、日本語を話し、現在は上智大学国際教養学部に在学中。自分の将来を考えて、ジャニー氏が逝去したこのタイミングで脱退と退所を決断するかもしれません」(民放局ディレクター)
ジャニー氏の夢の舞台、2020年の東京五輪。錦戸、Kinki Kids、マリウスをその舞台で目にすることはできないのだろうか――。