「ツンデレ」風味のビールって何なの... 設定が難解すぎる群馬の地ビールが話題に (1/2ページ)
夏と言えばビール。暑い夏の夜、キンキンに冷やしたビールを流し込む瞬間は形容しがたい至上のひと時だ。
そんな言葉にならない喜びをポエム風に説明したビールが、手にした人から「マジで何を言っているのわからない」などと注目を集めている。
群馬県太田市の地ビールブランド「CHROA(クロア)」の新作ビール「CHROA TAMBOURINE(クロア・タンバリン)」だ。
「CHROA TAMBOURINE」(画像提供:CHROA)
クマのキャラクターがデザインされた可愛らしいラベル。だが、その裏には、
「弾けるタンバリンの如く襲いかかる酸味にマウントされ狂った果物たちが身勝手な高アルコールを雇い君を玩具にする自惚れた味。
薄れゆく意識の中、クマのマディに問われる
『お前は今幸せか?』
この液体は大人という生き方を耐える為の麻酔であり脳内改革を誘発する」
という謎の文章が。その独特すぎる世界感が、いまネット上で話題を呼んでいるのだ。
「おまえは今幸せか?」このビールは、2019年6月26日に発売された新商品。公式サイトでは、
「柔らかな酸味 慎みのある苦み どこかキュートな感覚にガツンと7%高アルコールの*ツンデレビール*」
との紹介文が。どういうことなのかますますわからなくなる。
ラベルにデザインされているクマの名前は「マディ」。テディベアを憎み続け、好物はビールだそうだ。さらに、「嫌いな奴がいると夜通しその耳元でタンバリンを叩き続けひと言『おまえは今幸せか?』と言い放つ危険なクマ」というとんでもない設定だ。
画像提供:CHROA
クロアのプロデュースを務める片岡達也さんはJタウンネットの取材に、くまのマディの性格と新商品の魅力が一致していると説明する。