人づきあいが疲れる……。敏感で繊細な人が自然体でいるために (1/3ページ)

マイナビウーマン

人づきあいが疲れる……。敏感で繊細な人が自然体でいるために
人づきあいが疲れる……。敏感で繊細な人が自然体でいるために

1対1なら平気なのに大人数がどうにも苦手とか、人づきあいで気をつかいすぎたり、無理にがんばったりして疲れてしまう。

そんな、けっしてコミュニケーションが苦手というわけではないけれど、人づきあいで疲れるという人、けっこういると思います。そんな人は、どうして人づきあいで疲れてしまうのでしょうか。

■“人嫌い”ではないけれど、人づきあいが疲れる……

コミュニケーションが苦手というわけでもなく、人が嫌いというわけでもない。だけど、人づきあいで疲れる。それは、どうしてなのでしょうか。

理由(原因)は、いろいろ考えられるのですが、今回はあるひとつのことに注目して、話を進めたいと思います。それは、“感覚処理感受性”です。

◇生まれつき約15%の人は“感覚処理感受性”が高い

“感覚処理感受性(Sensory-Processing Sensitivity)”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の研究者であるエレイン・アーロン(Elaine Aron)とアーサー・アーロン(Arthur Aron)によって提唱されました(※)。

ふたりはこの感覚処理感受性を、生まれながらの特徴として、視覚(目)や聴覚(耳)といった感覚器自体ではなく、“感覚情報の脳内処理過程における基本的な個人差”と定義しました。 (※)「Sensory-Processing Sensitivity and Its Relation to Introversion and Emotionality」『Journal of Personality and Social Psychology』1997

ちょっとむずかしいので、かみくだいて説明しますね。

ある人にとって心地がいい刺激も、別の人にとっては少なすぎたり(=刺激が弱い)、多すぎたりする(=刺激が強い)ことがありますよね。たとえば、街に出かけても、同じ環境にいるにもかかわらず、静かだと感じる人もいれば、にぎやかだと感じる人もいます。

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