タダで治せる「YouTube医療」(1)簡単なセルフ施術で健康に (2/2ページ)

Asagei Biz

つり革につかまる要領で挙げた手を壁に突き、丸まった背中を伸ばすように押すストレッチを左右30秒ずつ行うというシンプルな体操を行ったところ、効果はテキメン。あれだけツラかった痛みから解放されました。先生には感謝しかありませんね」(Aさん)

 さらにこの梅雨時、しつこい肩こりに悩まされている方も多いだろう。整体師の堀口大輔氏が運営する「整体姿勢屋」も登録者数9万人。視聴回数1300万という人気のチャンネルだ。

 肩こりや腰痛を「治す」のではなく「ならないような身体作り」を目的としている原口氏のストレッチ方法はいたって簡単。まず両腕を胸の前で交差して組み、ゆっくりと下に降ろし数回深呼吸する。次にその手を肩の高さまで上げると同様に深呼吸。そして、最後はその手を頭の上まで持ってきてまた深呼吸するだけ。

 この動画を見た健康ライターは語る。

「肩甲骨は本来、背中の上部、胸の真後ろに位置して、自由に動くのが理想的なんです。ところがパソコン、スマホの操作などを長時間行っていると猫背になってしまい、肩甲骨が横に広がり、肩甲骨周辺の筋肉も硬直。肩こりや頭痛を招いて、悪化すれば自律神経失調症を引き起こします。つまり、肩こり解消には肩甲骨周りのケアが肝。そういう意味でも、このストレッチはシンプルですが、続けることで効果は表れると思いますね」

 また、最近増えているのが、スマホによる「眼精疲労」。慢性的に目に疲れを感じている人はnoacoyoga氏がアップする「楽々健康美」をのぞいてみるのもいいだろう。

 同氏が提唱する指マッサージは、目のツボである中指の最も高く膨らんでいるところを爪の先で1分間刺激していくというもの。目の疲れは後頭部の緊張と深い関わりがあり、爪側がちょうど後頭部に当たるので爪の付け根周辺を痛気持ちいい程度に刺激することで、目の疲れが取れるという。

 慢性的な症状の場合は3分程度が目安。このマッサージも時間と場所を選ばず簡単に行えるので、試す価値はあるだろう。

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