相葉雅紀はMC、松本潤は演出、櫻井翔は? 嵐5人の「休止後の姿」
2020年いっぱいで活動を休止する、国民的アイドルグループ・嵐。2021年から始まるメンバーそれぞれの活動内容は、いったいどのようなものになるのだろうか。
「相葉雅紀(36)は、バラエティ番組を中心に、MCとして活動していくと考えられます」(芸能プロ関係者)
7月25日付の『東スポWeb』では、元SMAPの中居正広(46)が狙っていた特番のMCの座を相葉が奪ったと報じた。相葉が日本テレビで初の単独MCを務める特番は、8月13日放送予定の『はじめまして!一番遠い親戚さん』(19時~)だが、中居はこの番組のMCには自分が起用されるものと思っていたという。
「相葉がMCにキャスティングされたと関係者から聞いて、中居は天を仰いて、“マジか……”とつぶやいたという報道もありますが、相当ショックを受けていたそうです。相葉には『志村どうぶつ園』(日本テレビ系)での実績もありますし、冠番組の『相葉マナブ』(テレビ朝日系)では、アンジャッシュの渡部建(46)やハライチの澤部佑(33)といった、お笑い芸人との絡みも視聴者からは好評です。
相葉は、好感度も抜群に高いですし、MCとしてもなかなか評判がいい。ジャニーズ事務所としても、今後は中居ではなく相葉を推していきたいという意向があるようで、中居に回ってきてもおかしくないMCの仕事を、優先的に相葉に任していくということも考えられます。いずれは“ポスト中居”として、活躍するかもしれませんね」(前出の芸能プロ関係者)
■プロデュースをめぐって松本&タッキーが対立!?
松本潤(35)は、ジャニーズグループの演出やプロデュースなどの裏方仕事をしつつも、ソロアーティストとして活動することになるという。
7月9日発売の『女性自身』(光文社)でも、松本は嵐のコンサートの演出や構成を担当しており、リハーサルでは自分の代役を立てて全体から細部まで確認して、コンサート全体を取り仕切っていると報じている。また、次期社長就任が確実だとされる藤島ジュリー景子副社長も、松本の才能を評価し、今後は裏方としても成長していってほしいと考えているという。
また、7月23日発売の『女性自身』でも、7月9日に亡くなった、ジャニー喜多川社長との関係が特に深かったと言われた嵐だが、特に、ジャニー氏が培ってきたエンターテインメントのノウハウは、松本に、色濃く受け継がれていると伝えている。
「松本は、すでにHey!Say!JUMPの舞台演出にも携わっていますし、最近ではジャニーズ事務所の後輩を自宅に集めて海外の最新舞台映像を見せるなど、エンターテインメントについての教育を積極的に行なっているそうです。中でも、昨年デビューしたKing&Princeのことは特にかわいがっていて、コンサートの演出など、アドバイスも積極的にしているといいます。
活動休止後は海外の舞台芸術を学んで自身の演出力を高めたいと意欲に燃えているそうで、ジャニー氏亡き後、ジャニーズグループのコンサートや舞台の演出やプロデュースを松本が手掛けることになりそうですね。ただ、現状はJr.に限定されていますが、タレントのプロデュースは『ジャニーズアイランド』社長の滝沢秀明(37)の役割でもあります。滝沢はすでにデビューしているタレントからの信頼も厚いですし、将来的に松本と滝沢が、プロデュースや演出の方向性をめぐって対立するなんてことにならなければいいのですが……」(女性誌記者)
さらにソロアーティストとして歌手デビューするのではないかという話も。
「松本は嵐の中では、歌唱力ではリーダーの大野智(38)には劣るが、やはり華があるという評価ではないでしょうか。ただ、ソロアーティストにはスター性がなくてはならない。SMAP解散後、木村拓哉(46)のソロデビューが間もなくという報道がありますが、木村の次は松本なのかもしれませんね」(前出の女性誌記者)
■櫻井は報道、二宮は俳優業をメインに?
櫻井翔(37)は、報道キャスターとして本格始動するとささやかれている。
7月24日にNHKで放送された『2020 スタジアム 東京2020オリンピック開幕1年前スペシャル』では、櫻井がスイス・ジュネーブまで飛び、IOCのバッハ会長に流暢な英語で取材する様子が放送された。
櫻井の英語について、ネット上でも「櫻井くん海外行ったときは普通に英語で会話してるんだろうな」「オリンピックの本部で会長さんとサシでインタビューできるなんて、これまたさすが!!」など、アイドルらしからぬ英語力とインタビューの真剣な姿勢に賞賛の声が相次いでいる。
「すでに『news zero』(日本テレビ系)ではキャスターとして長年活躍していますし、何より櫻井は慶応大学経済学部出身で、父親は総務省の元トップ官僚で政治への関心も高い。
7月21日に投開票された参議院選挙の開票速報特番では、有働由美子(50)と櫻井がMCを務めた日本テレビの『NNN参院選特別番組zero選挙』が10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でトップを記録。嵐の活動休止後は硬派な報道キャスターとしての仕事も増えそうですね」(民放キー局ディレクター)
二宮和也(36)は俳優として活動の幅を広げていくとみられている。
以前から俳優としての評価が高い二宮。2006年公開の映画『硫黄島からの手紙』で、すでにハリウッドデビューも果たしており、国内外問わず著名な演出家や監督、脚本家からも高い評価を得ている。
2003年公開の映画『青の炎』で殺人犯を演じた二宮を、脚本・監督を務めた蜷川幸雄氏(故人)は、「あの世代の演技者としては世界レベルで見ても、十分通用すると思う。あの若さで、あんな繊細な演技ができるなんて。初めて会って、5~6分話しただけで、二宮くんと心中しよう、と決めたくらい」と絶賛。
映画『大奥』やドラマ『流星の絆』(TBS系)で、二宮と一緒になった監督・演出家の金子文紀氏は「天才。国宝と言ってもいい」と、二宮を手放しで褒めちぎっている。
「昨夏に公開された映画『検察側の罪人』で、木村拓哉と二宮は、共演をきっかけに急速に仲を深めており、仕事の相談にも多くのってもらっているといいます。今後はSMAP解散後の木村のように俳優業をメインに、ドラマや映画での活躍を広げていくのではないでしょうか。
また、かねてより交際していた元フリーアナウンサーの伊藤綾子(38)と結婚したいと、周囲に漏らしていた二宮ですから、活動休止直後に入籍することも考えられます」(映画制作会社関係者)
■リーダー大野は奄美大島へ移住!?
リーダーの大野は、芸能界を離れることになりそうだ。
「自分の嵐としての活動をいったん終えたい」「自分の思いとしては、自由に生活をしてみたい」「嵐にいたらできないことをしてみたい」と大野が切り出したことをきっかけに嵐の活動休止が決まった。
1月27日の活動休止発表会見では、さらに大野は、「何事にも縛られずに自由な生活がしたい」ともコメントしている。
「大野は元々1人の時間が好きな人物として知られています。絵を描くことも趣味の1つですが、大野が最も没頭しているのが海釣り。今年に入って一級小型船舶免許も取得したほどです。また、親しい釣り仲間には、“いつか漁師になりたい!”と真剣に話していたこともあるとか。
また、大野の旧知の元ヘアメイクが、10年ほど前に奄美大島に移住していて、大野は“必ず奄美に行って、そこで釣りをする!”と宣言したそうです。活動休止後は、奄美大島に移住し、漁師をしている大野の姿があるかもしれませんね」(別の芸能プロ関係者)
2020年いっぱいの活動休止まで、コンサートツアー、『24時間テレビ』、東京五輪と、目まぐるしく働くことになるであろう嵐の5人。活動休止後は、自分の好きなことでそれぞれ活躍していってほしい!