村上信五を「名を捨てて実を取る」戦法へ導いた影のプロデューサーは?

アサジョ

村上信五を「名を捨てて実を取る」戦法へ導いた影のプロデューサーは?

 2016年まで夏季に放送されていた「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)が秋季に変更されてから3度目の今年は、11月2日、3日に「FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!」と題して放送されることが決定。総合司会を3年連続で北野武、北野をアシストするキャプテンを村上信五が務め、「2020年東京オリンピック・パラリンピック」に向けて日本のスポーツを取り上げる。

 通算33回目となる同番組の歴史の中で、総合司会とアシスタントが3年連続同じになることは今回が初めてだという。

「“ポスト中居正広”との呼び声も高い村上ですが、彼をここまで押し上げたのは『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で共演するマツコ・デラックスによるところが大きいでしょう。村上はこれまで2回、小島瑠璃子とフライデーされましたが、同誌発売直後に当たる2017年11月6日放送回と今年2月18日放送回の同番組で、マツコから厳しくイジッてもらい交際を否定。マツコの鋭いツッコミが禊のような役割を果たしました。振り返れば同番組がスタートした2012年4月の頃は、村上がまだ“ジャニーズらしく”スマートな二枚目の体裁を保とうとしていました。ところがそれではダメだ、三枚目になれと番組内で村上を諭し、『関ジャニ∞メンバーの中で誰が好きか?』と日本各地、世界各地でアンケートを実施して、関ジャニ∞内で人気がないことを立証。テレビ番組としてもおもしろく、事実を積み上げながら村上に“ジャニーズらしくない”モテない三枚目キャラのすばらしさを説く様子は見事でしたからね」(女性誌記者)

 7月6日放送の「THE MUSIC DAY 2019~時代~」(日本テレビ系)ではKing&Princeのデビュー曲「シンデレラガール」を普通に歌って大笑いを誘い、嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」ではファンの間では村上のあだ名が“ヒナ”であることから「ヒナラップ」と呼ばれている、関西弁を感じる放送事故レベルのラップを披露し、視聴者を驚きと爆笑の渦の中に引きずり込んだ村上。「村上信五」「村上くん」「村上さん」など、村上の名前がその日のツイッターの日本トレンドを埋め尽くすまでになったのも、マツコという影のプロデューサーから“三枚目のすばらしさ”を叩き込まれたおかげなのではないだろうか。

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