3位広島、諦めるのはまだ早い?鍵を握るのは打線ではなく... (1/2ページ)

リアルライブ

3位広島、諦めるのはまだ早い?鍵を握るのは打線ではなく...

 2位DeNAと共に首位巨人を猛追し、一時はその差を1ゲームまで縮めていた3位広島。しかし、12日〜14日にかけ行われた3連戦に負け越したこともあり、その差は4.5ゲームと再び広がりを見せ始めた。

 14日終了時点における巨人の成績は「59勝46敗2分・勝率.562」だが、仮にこのままのペースでいくと優勝ラインはおおむね80勝。広島、そしてDeNAがこれを上回るためには、ここからの残り試合で勝率7割以上をたたき出す必要がある。

 「せっかくここまで追い上げたのに…」、「セ・リーグの灯もとうとう消えてしまうのか」、「結局最後は巨人、なんかガッカリだわ」といった、ネガティブなコメントも少なからず寄せられているこの展開。ただ、伊藤光、パットン、宮崎敏郎と主力が相次いで故障に見舞われたDeNAはともかく、広島に関してはまだまだ諦める必要はないようにも思われる。

 今シーズンの広島は8連勝(4月17日〜27日)、11連勝(5月11日〜27日)、9連勝(7月19日〜28日)と大型連勝を3回マーク。それぞれの期間におけるチーム成績は以下の通りとなっている。

8連勝(4月17日〜27日)
全試合合計:35得点・13失点・67安打
1試合平均:4.4得点・1.6失点・8.4安打
11連勝(5月11日〜25日)
全試合合計:70得点・26失点・122安打
1試合平均:6.4得点・2.4失点・11.1安打
9連勝(7月19日〜28日)
全試合合計:59得点・28失点・98安打
1試合平均:6.6得点・3.1失点・10.9安打

 打線の活発さはもちろんだが、それ以上に目立つのが失点数の少なさ。投手陣がこのような頑張りを見せることができれば4回目、ともすれば5回目の大型連勝が到来する可能性も十分だといえるだろう。

 では、現在のチーム状況は連勝時と比べてどうなっているのか。直近10試合の内訳を元に比較してみたい。

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