「ほかの男性の影を匂わせる」テクニックの意外な落とし穴 (1/3ページ)
今回の失敗デート
「相手に告白させるにはほかの男性の影を匂わせるのが効果的」と聞いたことがあるので、気になる人との初デート中、わざとほかの男性とも並行してデートしていることを匂わせて、やきもちを焼かせる作戦を決行。しかし、なぜかその後フェードアウトされました。
■ダメポイント:時と場合を選ばずにテクニックを使ったこと
ほかの男性の影を匂わせてやきもちを焼かせる、という作戦は非常に効果的なテクニックで御座いますが、このテクニックは時と場合を選ぶのもまたまちがいないでしょう。
具体的にいえば、すでに何回もデートをして恋人みたいな関係になっているものの、彼から告白がなかなかなく関係をはっきりとさせたい、というような状況においてのみ、このテクニックは有効で御座います。
それ以外の場合においては、このテクニックは効果的に働かないばかりか、逆効果になることも多いでしょう。
特に初回のデートでは、このテクニックは逆効果にしかなりません。
やきもちを焼くためには「この女性を失いたくない」と男性に思ってもらわなくてはならないのですが、初回のデートの時点では好感度が高くないので「失いたくない」とは強く思わないのです。
そのため、初回のデートでほかの男性の影を匂わさされた男性はやきもちを焼くどころか、「この子は俺とデートしたくないんだな」と感じてしまうことでしょう。
そもそも、よくよく考えてみると「ほかの男性の影を匂わせる」というのは、女性が男性の誘いを断る際にもよく使う方法で御座います。
そのため加減と場合を考えないと、男性を振り向かせるどころか、男性を遠ざけるテクニックになってしまうのはまちがいありません。
ですので、今回の男性の場合「フェードアウトした」というよりも「空気を読んで身を引いた」可能性が高いでしょう。
■「ほかの男性の影を匂わせる」テクニックを使う場合の注意点
「ほかの男性の影を匂わせる」というテクニックは非常に高度なテクニックでしょう。