紙巻きじゃないラッキー! 代わりにたばこ葉で巻いた『ラッキーストライク フィルター・シガリロ・6/10』、つまり葉巻 (1/4ページ)
世界的に排除圧力の高まっている紙巻きタバコ。その一方で葉巻文化は紳士の嗜みとして、シガーバーなどで地道に生き延びている。そもそも紙巻きタバコユーザーにしても、吸いたいのはタバコ葉(とそれに含まれるニコチン)である。だったら葉で包んでしまえばいいという逆転の発想で誕生した(?)『たばこ葉で巻いたラッキーストライク ラッキーストライク フィルター・シガリロ・6/10』。そしたら葉巻になりました。
■ラッキーを葉巻で味わえるなんて! くゆらす煙が贅沢なヴァージニア・アロマの至福。細身・フィルター付きだから気取らず楽しめるリトルシガー
喫煙者だとしても、葉巻は敷居が高いもの(高級で入りにくいの意。最近広辞苑にも追加された使い方)。単純に価格が高いというのと、吸い方が微妙に違う、ニオイがきついなどの問題があり、避けている人も多いだろう。
そんな中登場したのが、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン の『たばこ葉で巻いたラッキーストライク ラッキーストライク フィルター・シガリロ・6/10』(20本入・希望小売価格 税込350円・2019年8月発売)。それこそ進駐軍の時代から愛され続けてきた王道タバコブランド「ラッキーストライク」を葉巻で楽しんでしまおうという製品である。
本来紙巻きタバコで巻いているところを、ラッパーと呼ばれるタバコ葉で包んでいるのが葉巻。中に詰まっている刻みタバコ葉はフィラーと呼ばれる
実は同じ体に悪いものではあっても、紙巻きよりも葉巻の方がマシと考えられている。その原因がタバコ葉を巻いている紙。紙が燃えるとタールを発生しやすい上、通常はナチュラルタバコでない限り、紙には火が消えにくいように燃焼促進剤が含まれている。
タバコ葉を燃やしてニコチンを摂取したいだけなのに、巻紙に含まれるタールや薬品を同時に吸い込んでしまうから、というのがその理由だ。