恐怖手口に身震い…暴走ファンに“襲撃された”美人女優たち
元『NGT48』の山口真帆が男性2人から襲撃された事件についての裁判が始まり、大きな注目を集めている。この2人の正体は果たして山口のファンなのか、山口に敵対するメンバーのファンなのか、今もってさまざまな情報が錯綜し、本当のことが分かっていない。しかし、いずれにしろ『NGT48』のファンであったことは確実のようだ。
このように、芸能人のファンは時として応援する芸能人にのめり込むあまり距離感を履き違え、ついには襲撃することがある。〝小金井ストーカー殺人未遂事件〟も、まさにファンの暴走で起こった事件だった。
振り返ると、他にもファンによる襲撃事件が芸能界では多く起こっている。
女優・山口智子は、まるで山口真帆と同じような襲撃を受けていた。それは1992年のこと。当時27歳だった山口智子の自宅マンションに、宅配便業者を装った2人の男が訪問した。玄関を開けると、2人はすぐさま山口を羽交い絞めにしようとしたという。山口が悲鳴を上げると、山口の部屋の奥から男性が駆け付けて応戦し、2人は逃げていったというのだが、犯人は手錠、ガムテープ、カメラなどを所持していたようで、一歩間違えれば芸能界史上でも最悪の事件になっていたかもしれない。
このとき山口を助けたのが、現在の夫・唐沢寿明。この事件がきっかけで2人の交際は世間にバレてしまい、それから程なくして結婚した。今も2人はラブラブで、手をつないで一緒に寝たり、唐沢が「趣味は車と山口智子」と語ったりするほどだ。
人気商売も楽じゃない国民的大女優・吉永小百合もファンに襲撃された経験がある。1963年、当時18歳で実家で暮らしていた吉永のもとに、ナイフとピストルを持った26歳の男が襲撃。両親が警察に通報したが、駆け付けた警察官が銃撃されるなど大騒動へと発展した。
逮捕後、犯人は「俺は小百合ちゃんの大ファン。結婚したかったが無理だと分かり、自分の名前を(吉永の体に)入れ墨にして記念にしようと思った」と供述したという。
ファンの多さは、それだけリスクの高さにもなっているのかもしれない。