タイヤワックスは劣化の原因?何を選んだらいいの? (2/3ページ)
ただ、この成分によって、タイヤにもともとある劣化防止剤が染みだしてしまい、劣化が促進されるといわれています。
■タイヤに優しいタイヤワックスがあるこれまで解説した内容から、石油系溶剤や界面活性剤がだめだという結論になります。 しかし、表記上は、これらの成分を含まないタイヤワックスが存在するのです。
それは、CARALL / オカモト産業 タイヤのつや出しWAXです。
この製品にはシリコンの代わりにオルガノポリシロキサンという成分が入っています。 この成分はガラスコーティングによく含まれるシリコンの一種だといわれています。 この成分によって艶がでますが、更に、紫外線吸収剤も入っているので、劣化したり、色あせしたりことを抑制してくれるという優れものです。
この製品はスプレータイプで、吹き付ける前に、汚れは除去して、乾かしておかなければならないです。 更に、吹き付けた後は、よく乾かさなければならないです。
乾かさないで走ってしまい。塗装面についてしまうと、いわゆるシミになってしまう可能性があるそうなので注意して下さい。 もし、塗装面についてしまったら、タオルなどで拭き取ってください。
■ネットの口コミはどんな感じ?CARALL / オカモト産業 タイヤのつや出しWAXは、タイヤに優しいことは解説しましたが、肝心なのが効果なので、ネットの口コミは次の通りです。
A氏「シリコンが入っていませんので、いわゆる濡れたように艶々になるという感じはないですね。強いていえば、新車で購入した時みたいな輝きがあるといった感じですね。」
B氏「スプレーして乾かすと、ギラギラした輝きというよりは、自然な輝きが蘇るので、自分は好きですね。」
C氏「輝き重視であれば、もっとよいものがありそうですが、保護という観点であれば、使って損はありませんね。」
D氏「自然な仕上がりが好きな人はおすすめです。効果については、1カ月はないような気がします。雨に2回ほど当たれば、効果が薄れる感じはします。