「家から出たくない人」の本当の心理 (3/3ページ)
◇(1)規則正しい生活をする
特に心がけていただきたいのは、休日の前の日の夜の過ごし方です。
明日は休みだからと夜遅くまで遊ぶ→翌日昼過ぎまで寝てしまう→そのままだらだらしてしまう→夜が寝られない、となりがちで、連休があっても昼夜逆転で終わってしまいます。
時にはハメを外して遅くまで飲んだり遊んだりする日もあってよいですが、それが常態化しないように気をつけましょう。
◇(2)強制力をつける
事前に予定を入れてしまいましょう。
自分に甘いタイプの方は、友人など他人と共に過ごす予定を入れて強制力を持たせたり、習い事をしたりするなどがおすすめです。
行く前までは億劫な気持ちになっていても思い切って出かけるとスッキリします。
その時の体験が徐々に「外に出る」という習慣を作っていきます。
◇(3)ゆっくり休む
矛盾するようですが、何がなんでも外に出なければならないということはありません。
強いストレスを感じる出来事があったあとや仕事が忙しい日が続いたあとなどは、外からの刺激を極力避けることも大切です。
焦りそうになったら「今やるべきことは休むこと」といった気持ちでゆっくりと休みましょう。
■メリハリをつけた休日を心がけて
このコラムでお伝えしたいことは、休日は必ず外に出ましょうということではありません。
家でゆっくり休む日もとても大切ですし、家で過ごすことが好き、といったポジティブな理由で家にいることもいいことです。
休むときは休む、外に出るときは外で思い切り発散する!
そういったメリハリをつけた休日の過ごし方をしてみてください。
外に出て太陽の光を浴びることは人間のメンタルバランスを整えるためにはとても大切なこと。
休日がいつもなんとなく終わってしまう、家で休んだはずなのにスッキリしない、という方は、ぜひこれを機に思い切って外に出かけてみましょう。
(小日向るり子)
※画像はイメージです