サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「素質開花グレイルが有力勢一蹴」 (1/2ページ)

アサ芸プラス

サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「素質開花グレイルが有力勢一蹴」

 今週、東西のメインは、ともにトライアルレース。1着馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられる中山の産経賞オールカマー(芝2200メートル)は、例年と比べて頭数が少なそうだが、むろんのこと、顔ぶれは悪くない。

 この春、香港の国際GIクイーンエリザベス2世カップをレコードで制したウインブライトが、それ以来のレースとしてこの重賞を選んだ。

 そして、18年の天皇賞・秋を勝利したレイデオロも同じくGI馬。前走の宝塚記念では、見せ場もなく5着に敗れ、期待を裏切ったが、こちらもそれ以来3カ月ぶりの競馬となる。

 ともに見据えているのは天皇賞・秋(東京芝2000メートル)。ウインブライトにとっては、盾の芝2000メートルがベスト距離で、レイデオロは右回りに比べて左回りの東京コースを〈3 1 0 0〉と得意にしている。

 むろん両馬とも勝つだけの力は十分持っているが、ともに背負う斤量が他馬より重く、そのあたりを考慮してみると、このオールカマーは本番への足慣らしと見るべきだろう。最後は脚を余して‥‥という可能性が高い。

 ならばここを踏み台、飛躍の一戦と力を入れている馬に目を向けるのが筋というものではないだろうか。

 期待を寄せてみたいのはそんな一頭、グレイルである。

 新馬-重賞(GIII京都2歳S)を連勝。昨春はクラシック候補の1頭とみられながら、クラシック競走は【6】【14】【10】着と、期待に応えられないで終わった。能力は確かだが、体質的な弱さが抜け切れなかったからだ。

 昨年12月の中日新聞杯(13着)のあとは、体調を崩して休養を余儀なくされることに。そして7カ月半ぶりの実戦となった今年初戦の前走・福島テレビオープンは6着。二線級相手に見せ場なく終わったのだから、ここは当然ながら評価は低いだろう。

 が、穴党としては、そこがつけめ。まさに好都合である。

「まだこれからの馬で、3歳時に比べれば、ずいぶんとたくましくなった。今秋以降は楽しみだ」と、厩舎関係者も期待のほどを口にする。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「素質開花グレイルが有力勢一蹴」」のページです。デイリーニュースオンラインは、グレイルウインブライトレイデオロ水戸正晴競馬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧