「結婚しない大人の男」6タイプ (3/4ページ)
結婚して共働きした方が税金も安くなって収入も増えるよ? という損得勘定が通用しない。
なぜなら、結婚をしたら広い住宅へ引っ越ししなきゃならない。もし子どもができたら教育費の出費が……。とあれやこれやと悩むうちに「独身が一番」という結論に落ち着いている。
安定を求めるがゆえに、女性側の収入が多いところを見せるとコロリと転換するかも。逆にそれ以外ではブレないで生涯独身を貫く鉄壁の守備型。
◇(3)多忙型
結婚? そんなことやってる暇なんかないよ! とにかく忙しいんだよっ!! 忙しい忙しい忙しい忙しい忙しい……?
本当は、「忙しい」は言い訳だ。収容所で毎日18時間労務作業をしているとかでない限り、現代の日本で「忙しい」という理由のみで結婚やそれに続く恋愛の時間を取ることができない、というのは言い訳だ。
アメリカに行く飛行機の座席で離陸から着陸の瞬間までマンガを描き続けていたという、故・手塚治虫先生ですら既婚者でご子息がいる。だから結局、「忙しいんだ」というのは言い訳なのだ。
ここがポイント。その言い訳を除去してさしあげれば、こういったタイプはすぐに「転向」して結婚に向かう。つまり、やんわりと「結婚しないことを多忙のせいにする」という男性側の殻をつついてやればいいのである。
ただ、この「結婚しないことの言い訳としての多忙」の裏には、「自意識過剰」「高望み」「まだ遊んでいたい」「面倒くさい」など、男性側に特有の、女性に一方的な負担をもたらす厄介な理屈が潜んでいるので、そこには注意が必要だろう。
◇(4)厭世型
結婚自体が面倒くさいのを通り越して、女性との交際自体が面倒くさいというタイプ。そんな人本当にいるんですか? と不思議に思うだろうが本当にこういうアラフォー独身男子は一定程度いる。
とにかく、結婚へ向かうプロセスが面倒くさい。結婚を前提とした交際なんて面倒くさい。お見合いも面倒くさい。すべてが面倒くさい。