彼に「なんでこんなこともできないの?」とイラっとした時のおまじない

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彼に「なんでこんなこともできないの?」とイラっとした時のおまじない



恋人と接していると、恋人のちょっとした仕草や言動にイラッとすることありませんか?

予定の管理ができていなくてスケジュールがダブルブッキングしたり、当たり前の挨拶ができなかったりトイレの蓋が開きっぱなしだったり、自分が当たり前にできることだとなおさらのことイラッとしてしまいますよね。

そんな時には「なんでこんなこともできないの!?」って思ってしまうと思うのですが、実はそこは相手のことを深く知るきっかけにもなるんです。

■部屋の電気を消さない家庭で育った人がいる

これは僕がシェアハウスに住んでいた時の話です。僕の実家はそもそも電気をつけたら消す、ドア開けたら閉めるという概念がそんなにない家庭でした。

ドアあけっぱなしでも気づいた人が閉めるし、電気がつけっぱなしでも気づいた人が消していました。それをお互いに指摘することはありません。

それが当たり前という環境で育っていたので、シェアハウスに住んだ時に同居人に、最初ひどく叱られました。笑

僕はここで学んだことは、「個人にとっての当たり前は文化である」ということ。自分が当たり前にできるようになった事というのは、周囲の人がそれを当たり前にしていたからであって、逆にその当たり前ができない人は、周囲の人がそれを当たり前にしてこなかった環境で育ってきている可能性があるのです。

つまり、自分が「なんでこんなこともできないの!?」って感じてしまう人は、あなたと同じような文化が浸透している環境では育ってこなかった人なのかもしれないんです。

■あなたにとっての「できて当たり前」を強要するのは、難易度が高い

であれば、「なんでこんなこともできないの!?」って責めるよりも、その人がどういう文化でどういう人達に囲まれてどんな常識を元に育ってきたのか、そこに興味を持った方が、この後のコミュニケーションがすごくスムーズになるはずです。

例えばもし自分の彼がきちんとした挨拶ができないという人なのであれば、今現在きちんとした挨拶ができなくても、許されている状態が続いていたということですし、本人がそのままでいいと思っているということを、まず認識する必要があるのです。

もちろん「それは人としてどうなんだ」って疑問に思うこともあると思うんですけど、その人にとってはそれが当たり前なんです。ですので本人も悪いと思ってないし、(今の所)直す気もない。そこをとやかく指摘したところで直るものも直りません。

あなたがもし彼をきちんとした挨拶ができる人に変えたいって思うのであれば、二人の関係をまず挨拶からきちんと始めるコミュニケーションにしていくこと、それが当たり前になる文化を作っていくことです。

それを怠って彼にあなたの当たり前を共有するのは非常に難易度の高いコミュニケーションなんですね。

■「当たり前」の違いが相手を深く知るチャンス

相手を否定するよりも、まずに行うべきことは、自分自身が培ってきた当たり前という文化を一旦疑うということです。あなたにとっての当たり前はできて当然かもしれませんが、他の人にとっての当たり前は違うかもしれないのです。

そこであなたがもっと彼のこと知りたいと思うか、あるいはそんな常識のない人だったら付き合っていられないと思うか、それはあなた自身の選択によります。

もし今後彼の言動に「なんでそんなこともできないの!?」ってイラッとすることがあったとしたら、ちょっと心の中でおまじないを唱えてみてほしいんです。

そのおまじないとは「これが当たり前にならない環境ってどんな環境だろう?その環境で育った彼にとっての当たり前ってなんだろう?」という質問を持つことです。

そしてその質問をもとに、実際に彼とコミュニケーションしてみてください。そうしたら、彼の意外な一面や価値観が見つかるかもしれないですよ。(川口美樹/ライター)

(ハウコレ編集部)

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