実は危険。「映画館デート」の意外なデメリット (2/4ページ)
経済的にもこちらのほうが効率的ですし、何よりも自宅であれば映画を観ながら相手と会話をすることも可能です。これならば映画を観ている間にもコミュニケーションを取ることが可能でしょう。
もちろん映画デートには「誘いやすい」とか「デートとしては比較的安上がり」というようなメリットもあるので一概にすべてを否定するつもりは御座いませんが、このようにデメリットが多いのもまたまちがいありません。
お互いに「どうしても観たい」と思っている映画が重なっている場合などを除けば、デメリットのほうが多いデートでしょう。
■意見が食いちがったときに楽しめない人は危険
映画デートにデメリットが多いのはまちがいありませんが、今回の男性の場合、映画デートでなかったとしてもデートが失敗した可能性は極めて高いでしょう。
ここでご質問者さまにおうかがいしたいことが御座います。
今回、映画を観た感想が分かれたということですが、映画に対して「つまらなかった」と言ったのはどちらでしょうか?
ご質問文の書き方からして、おそらくは彼が「つまらなかった」と言ったのでしょう。
そして空気が険悪になったということは、おそらく彼が「○○がつまらなかった」「あれをおもしろいと思うのはおかしい」的なことを主張されたことと思います。
基本的に「楽しい側」の人間が空気を悪くすることは御座いません。ですので、空気が悪くなったのであれば「つまらない側」が面倒な主張を押し通したのです。
もちろん映画をつまらないと感じたこと自体は特に問題は御座いません。
感性は人それぞれですし、今回の映画が本当につまらない映画であった可能性もあるでしょう。ですので「つまらない」と感じたこと自体にはなんの問題もないのです。
しかしデートで一緒に観た映画を「つまらなかった」と酷評する姿勢は、かなり大人気ないと言わざるをえません。
お互いに「つまらない」と感じたのであれば「○○がつまらなかった」という議論で盛り上がればいいのですが、相手が「感動した」と言っているのであれば適当に聞き流していればいいのです。