台風１５号により、大規模な被害を受けた千葉県では現在もなお停電など、災害の余波が続いている。

　９月１８日には、ジャニーズアイランド社長の滝沢秀明（３７）がジャニーズＪｒ.内ユニット・ＨｉＨｉ　Ｊｅｔｓの橋本涼（１８）を伴って、がれき撤去や炊き出しなどのボランティア活動を行ったと、９月１９日付の『スポニチアネックス』が報じた。

　また、２２日には嵐の松本潤（３６）をリーダーに、関ジャニ∞の丸山隆平（３５）、ＮＥＷＳの小山慶一郎（３５）と増田貴久（３３）、ＫＡＴ－ＴＵＮの亀梨和也（３３）、Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２の玉森裕太（２９）、Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの有岡大貴（２８）と八乙女光（２８）がキッチンカーで千葉県館山のホテルを訪問し、カレーライスや飲み物などを振る舞い、被災者を勇気づけたと、『Ｎスタ』（ＴＢＳ系）などが伝えた。

　さらにＳＮＳの目撃情報によると、Ｖ６の三宅健（４０）と、先日もボランティア活動を行った滝沢、橋本に加え、ＨｉＨｉ　Ｊｅｔｓの作間龍斗（１６）も、がれき撤去を行っていたという。

　２４日には嵐の相葉雅紀（３６）が千葉県庁を訪れ、台風１５号の被害を受けた県民に対する義援金６０００万円を贈呈した。

　義援金はジャニーズ事務所が主催するチャリティーイベントの収益の一部から拠出されたもので、故郷である千葉県の被害の実情を目にした相葉は、「こんなに大きい被害に驚いた。僕らにできることを探したい」と真剣な面持ちで語った。

「忙しいスケジュールを縫って、ボランティアを積極的に行ったり、義援金を贈呈したりと、ジャニーズ事務所、ジャニーズタレントたちの対応は素晴らしいですよね。かつては炊き出しやボランティアといえば『石原軍団』がよく知られていましたが、今後はジャニーズ事務所がその役割を担っていくのかもしれませんね」（芸能記者）

■リーダー城島の鋭いコメントと山口待望論

　９月１４日放送の『週刊ニュースリーダー』（テレビ朝日系）に出演したＴＯＫＩＯの城島茂（４８）は、倒木の伐採撤去作業が難航していることに関してコメントを求められ、「倒木を撤去するにはクレーン以外にも『玉掛け』の資格が必要」「現場ではやみくもに素人が作業すると、二次被害が広がる恐れがあります」と、専門家の作業が必要なことを指摘。

　これにはネット上で「リーダーはクレーンの資格持ってるからそりゃセットの玉掛けも持ってるよね」「クレーン免許取って２０年以上のリーダー　長野五輪の選手村建設作業に関わった男は違う」と、専門知識とともに的確すぎるコメントを発した城島を絶賛する声が多数投稿された。

「長年、『ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ!!』（日本テレビ系）で、『ＤＡＳＨ村』や『ＤＡＳＨ島』の開拓に邁進してきたからこそできる、城島ならではのコメントでしたよね。ジャニーズタレントのボランティア活動、城島のコメントを受けて、山口達也（４７）待望論が出てくるのも自然な流れなのかもしれません」（前出の芸能記者）

　ネットには「千葉に達ちゃんがボランティアとかで来てくれたら、屋根の修理絶対助かる。って思うのは、“達ちゃんなら、大工仕事何でもできる‼︎”と思っちゃってるからかな」「千葉の被害についてワイドショーで“チェーンソーが使えるボランティアがほしいんです！”と言ってたが、山口達也を思い浮かべた人多いと思う」「早く戻ってこい！　棟梁！」といった声も上がっている。

　８月２９日発売の『女性セブン』（小学館）のインタビューに応じた山口は、「やっぱり人に何かを訴えかける仕事がしたい。それは芸能界には限りません」と明かしている。スーパーボランティアとして、被災地の復興に従事するという社会復帰プランもありうるかもしれない。