「知っていること」を増やすと彼氏ができやすい (1/2ページ)
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今夜はちょっと、恋の話をしよう
「わたしの恋愛って、どうすればもっとうまくいくのだろう」と悩んでいる人は、もっとたくさんのことを知るだけでうまくいく、ということもあります。つまり、自分磨きにいそしむとか、いろんな努力をすることなく、うまくいくこともあります。
世の中って、知っているか知らないか、というだけのこと、とも言えます。たとえば、おそらく多くの人にとって『源氏物語』は、「難しすぎてわけのわからないお話」であると思います。たしかに源氏物語を読むのは大変です。現代語訳を読めば理解できるとか、源氏のマンガ(『あさきゆめみし』とか)を読むと理解できる、という人も、きっとすごく少ない。
でもこれが、平安時代の役職を知っていたり(桐壺更衣(きりつぼのこうい)の更衣って、今でいうところの更衣室の更衣である、とか)、当時の女性のエロに関する考え方や、生活の場所(桐壺ってどこにあるの?とか)、生活習慣(平安時代の女性って、部屋の中を立って歩いていなかったの?とか)を知っていたら、すごくリアルに理解できます。古語とか、そんな高校生のときにさっぱりわからなかったことがわかっていなくても、十分理解できるし、かつ、おもしろい!
つまり『源氏物語』の場合、古語うんぬんなんて知らなくても、当時の人の生活を知ってさえいれば、現代の大不倫物語みたいに楽しく読めるわけです。
ひるがえって現代。わたしたちは、なにを知っていれば、恋を楽しくドライブすることができるのか?1つは言うまでもなく「人」です。恋愛って、人と人がやるものだから、まず知っておくべきは人。
簡単なところから言えば、人ってこんなことをされたら喜ぶんだ~ということを、知っているか知らないか、ということ。あるいは、人ってこういうことを言ったら、わけもなく嫉妬してくるんだ、というのを知っているか知らないか、ということ。