“ハリウッド俳優”渡辺謙が「英語を話せない役」に四苦八苦!

まいじつ

“ハリウッド俳優”渡辺謙が「英語を話せない役」に四苦八苦!

10月9日、映画『ベル・カント とらわれのアリア』ジャパンプレミアイベントが開催され、俳優の渡辺謙と加瀬亮が登壇した。Amazon ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーに輝く、実話をもととしたベストセラー小説の映画化作品である『ベル・カント――』は、11月15日より全国公開される。

2年半前にニューヨークとメキシコで撮影したという同作。渡辺は「なかなかハードな内容ですが、いろいろな人の人間ドラマです」とコメントした。

ハリウッド俳優としても名を馳せている渡辺だが、今作では英語を話せない役柄。これについて問われると、「英語のセリフを言われたときにリアクションしそうになりますが、今回はいちいち通訳に聞かなければいけない。『ラストサムライ』のころの、分からないけど理解しようとしたときを思い出しながらやりました」と、撮影の苦労を明かした。

一方で、加瀬は5カ国語を話す通訳の役(日本語、英語、スペイン語、ドイツ語など)。これについて加瀬は、語学の勉強に非常に苦労したことを明かし、「コロンビア大学の学生が来てくれて、部屋でスペイン語を勉強していました」と語った。加瀬の熱量と苦労度合いに、大先輩の渡辺も「気分転換にメシ行くか? と言いたくても誘えなかった」とたじろいだようだ。

「面白い作品であれば何処へでも行く」

2人は2006年公開の映画『硫黄島からの手紙』以来の共演となるが、そのときはお互いに接点のない役だった。それだけに加瀬は「今回近くでガッツリで、いい勉強になりました」と喜びをあらわに。一方で渡辺は「彼がいて心強かったし、彼が苦しんでいる姿も頼もしく思えました。頼もしい後輩がリードしているのがうれしかったです」と謙遜する。

これまでに渡辺は数々の海外映画に出演している。記者から〝海外映画に出る意味〟を質問されると、「生意気な言い方になるかもしれませんが、関係ないです。面白い作品であれば、日本・海外・アジア…。作品の大小にかかわらず行きます。『呼ばれて、飛び出て、ジャジャジャジャーン』はくしょん俳優としてガンバっています(笑)」と回答。

加瀬は「文化の違うところで育った人たちとしゃべったり、やり方を間近で見るのは楽しい」と新鮮味を感じているようだった。

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